初の瓶禁止とエンプティカーニバル(コロナ自粛とも言う…)
カーニバルの2日間が終わりました。
こんなにいい天気だったのに、街が見たことないくらい閑散としていました。
マスカレーダー自体の数は減ってる感じはなかったので、マスバンドに入ってればそこまで人が減ってるようには感じなかったかもしれないけれど、
一般の見物客がかなり少なくて、次のバンドが通りすぎるまで道がガラーンとしてるかんじでした。道端の屋台の売り上げは減ってしまっていたんじゃないかと思います。
テレビを観てても、そこまでコロナの影響が…とは報道されていないけれど、カーニバルの前日に届いたイタリアでの感染拡大と、ブラジルの初感染者がイタリア帰り…それって3大カーニバルの他2都市そのまんまやん、そしたら当然トリニダード・トバゴも???って、連想ゲームみたいに想像してしまうのは仕方ないこと…
それに追い討ちをかけるように、トリニダード・トバゴの南部でも保菌者が出たというデマが流れて、これはその後正式に否定されましたが、あまり積極的に街に出る人がいなかったのではないかと思います。
そんな中、悪ふざけすぎ??とは思ったけど、またまたオリジナルで自作のジュベTシャツを作りました。今年のメッセージは、
「落ち着いて!わたしはコロナウィルスは持っていません!」
に、してみました。カーニバル前日の夜に、アクリル絵の具で心を込めて書きました(笑)
みんな通り過ぎてから、わたしの背中を読んで大爆笑する、ジュベTとしては大成功の手応えありです!でもインテリなヒトしか意味わかんないので、おじさんばっかりが「そのTシャツいいねー」「キミのスピリットはサイコーだー」とかって声かけてくれるのでした。
トリニダード・トバゴでも中国入国履歴があるヒトの入国が制限されたニュースの流れたその日に、街を歩いてたら女子高校生の集団に「ウィルス持って来ないでチャイニーズ」って罵声を浴びせられた、いやーな思い出のリベンジは、ジュベモーニングに笑いとって果たせたかなーって思います。
もうひとつ、今年、特徴的だったのが、
はじめて、”カーニバル中の瓶利用禁止”になったことです。
カーニバル中、ビール瓶が街に散乱して割れたりして危なかったし、クルマをパンクさせちゃうし、喧嘩して逃げた人に追いかけてる人がビール瓶をぶん投げたら頭に直撃して脳震盪でぶっ倒れたりしてるのを目の前で観たことあるので、
安全なカーニバルを目指すうえでは、なんで今まで誰も気づかなかったんだろう!っていうナイスアイディアだと思います。
そういうわけで、みんな瓶ビールはコップに入れて飲んでたし、ベンダーで売ってるのは缶ビールばっかりでした。
これからようやくトリニダード・トバゴにも缶ビールが普及するのかも…しれません。