こるりうちゅう

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フェイズツーヤードがたまらんアップグレードその3.

パノラマの時期限定の新しい音空間がコチラです。

その1,その2,よりも、その3がいちばん大きな変化だと思う。そしてフェイズツーのマニアしかまだ気づいてない気がする。それくらいの大きな変化、大きな発見。

私もほんとに偶然、見つけたんです。セミファイナルの後、オールスターズの練習がしばらく休みで、いろいろ行きたかったけど他のバンドもファイナル前のひと段落で休みになってて(笑) フェイズツーだけがゆるめの練習してたので、壁画も撮影したかったし、まだ登った(昇った?上った??登っただと登山か(笑)?)ことなかったバーの上のお2階にあがって撮影&ソファでのんびりしようかな…と思ったら、

バー左手の階段から2階にあがれます。今のところ誰でも自由に。

なんか音が、フェイズツーヤード特有の音のモワってゆう圧がウソのようにシャワーンッと抜けてて、なんかめっちゃ音響的な音になってるってゆうか、響きが響きのまま最後まで空気中に拡散してゆくってゆうか、とにかくいい音。後ろのマンションとかバーのあるこの建物のコンクリートに跳ね返る分もあるから、いい感じに音が飛びすぎずキュっとしまった音がして、すごーく聴きやすい。

長年フェイズツーヤードで練習見学してるけど(フェイズツーは出禁とかしない寛容なバンドだし笑…)、初めてこんな音、ここで聴いた気がするなって思って、

エクソダスヤードに行ったことあるヒトなら体感済だと思いますが、あの感じにすごく近い。エクソダスもヤードの後ろは自然の谷になってて、パンヤードはすり鉢状で、聴く人とバンドに同じような角度があって、浴びた音は後ろは道路に抜けてゆく。そうゆう構造なので、

ほんとにたまたまだけど、ヤードの裏は河になってるここフェイズツーヤードに2階を作ることで、たまたまおなじような『すり鉢効果』が生まれたのか、もしかしたらこの音響効果を理解してこの2階にある程度の広さの場所を作ったのか…

真相は良くわからないけれど、これに気づいたときにほんとにフェイズツー、すごい場所作っちゃったなって思って、もしかしたら気のせいかと思って、いつものように1階に降りて聴いてみたけど、やっぱりぜんぜん違う。1階は相変わらず『圧』のまま。2階は『解放』された音がするんです。

小洒落た椅子やテーブル、ソファもあって過ごしやすいしけっこう広々な2階です。

そして、通のリッチっぽいサポーターさんたちは、なぜかすーっと2階にあがってくるんです。(あの人たちぜったいここが良い音ってもう知っるんだよなー、そしてそのおばちゃんの1人はわたしのこと一方的にめっちゃ知ってて??「あー、あのコ、オールスターズだから今日は練習は休みなのよ…」とかって勝手に説明してくれてはったし(笑)、そんくらい通のサポーターさんだからなー…)

それで、(渡辺)ようさんに、なんか音響的な理屈とかマジックがあるのか聞いてみたんですが、もともとフェイズツーヤードは隣のマンションの集中空調の音がうるさすぎて(たしかに…) 音響的にはダメダメな場所なのだそう…、ですが、

その空調のブオーンもブラウンノイズとして音響効果に参加してくれるくらい、なんかバランス良くなっちゃってるからほんとに不思議なのです。

 


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コロナ禍中のフェイズツーヤードが映ってるビデオ↑には2階はないので、もしかしたらほとんどのヒトがまだこの音を体験していなくて、気づいてもいないんじゃないかと思って、

そもそもパノラマ規模のスティールバンドの音なんて、現地で聴かないとほんとのすごさはあきらかにわからない代物なので、

これはもう、来年以降、ぜひパノラマの時期にトリニダードに実際に訪れて体感してみる価値、充分にありの新名所なのではないのかと思うんです。

 

そんな発見、たまたましちゃった私がほんと偉すぎるな(笑)って、私の直感?パノラマハンターとしての野生の勘(笑)も、あらためてスゲーって自覚してしまいました。

 

 

そんなワケで、来年以降、トリニダード・トバゴのリピーター、パノラマ通、そしてフェイズツーマニアの皆さんであればあるほど、確かめに来てほしいフェイズツーのアップブレードを3つ、まとめて2023年の3月、今のうちにご紹介させていただきました。