盛り盛りゴージャスなエキサイトメント!!
これが昨日のわたしたちの映像です。(元)マネージャーさんがiPhoneで撮ったものなので、低音がぜんぜん聴こえないのが残念ですが、いい音はパンポットで聴いてください。
今年のオールスターズの曲、エキサイトメントはひと言で言うとゴージャスな曲です。アレンジも例年になく盛りに盛りまくって元気全開で最後まで突っ切ってるのが特徴と言えるでしょう。
さて、どのバンドもほとんどイントロとエンディングは予選用の簡単なものなので、この予選の映像もパノラマファイナルのDVDなどを観てる方にとっては、あれ?今年のオールスターズはやけにシンプルだな…と思ったかもしれません。いやいや、これからが勝負です。早くから手の内を明かしたりはしません。
とゆうことで、後からあまり変更が効かないボディの部分と、今後の伸びしろがありそうかなさそうかとゆうところが、パノラマ予選会のチェックポインとになります。
オールスターズのプレイヤーであり、パノラマを現地で10年以上観戦し続けている自称(笑)パノラマハンターでもあり、オールスターズの大ファンでもあるわたくしこるりんが、動画を元に解説させていただきます!
1分50秒くらいのところ、オリジナルコーラスのどんどん転調していくわくわく感があんまり出てないなーーーと、ほかにもちょっと良くないところがわたしには目立って聴こえてしまいますが、どうなんでしょう。
3分20秒あたり、とてもオールスターズらしいランです。むずかしそうでいて、これはけっこう簡単に叩けるフレーズになるように工夫されています。
4分40秒くらいからはじまるドラマチックな展開ですが、このパーツができないまんま後半のジャムが先にできていました。4分50秒くらいからはじまるバンドフレーズ(キメの部分)も最初はベースだけが叩いてたリズムを、ミドルもやってみて、セコンドもやってみて、いろいろ試したあと、あーもうテナーもエンジンルームも含めてみんなでやっちゃえーーー!ってなって、このハッとするような音のシーンができあがっています。動画だとわかりにくいですが、生で体感すると、この音のない部分の残響がとても美しいのです。
あと、その4分50秒くらいからはじまるバンドフレーズで、いちばん右側に映ってるダブルセコンドのおじさんがこの曲を作曲したクライブテレマクさんなんですが、テレマクさんもその隣のトリニダードのプロプレイヤーでスタープレイヤーもあるデーンガルストンやナロさんとおんなじようにポージングしようとしてるのが、ぎこちなくてかわいいです( ̄▽ ̄)動画に注目してください(笑)
5分03秒くらいからはじまるジャム!楽しー!!あいだに挟まってるミドルソロもとても音がまとまってて美しいです。
5分54秒くらいからはじまるコーダ、それ以降にもありますが、トリニダードのヒトの地元のリズムにたぶん三連符がないんじゃないかなって思えるほど、トリニのヒトは三連っぽいフレーズがぜんぶ自然にシンコペーションしてしまいます。それを、練習のときに何回も何回もストレッチして、シンコペーションじゃない三連なんだ、フレージング、フレージング(←譜割気をつけてー!)って何回も言われてさんざん練習したんですが…、どーーーーーなのかなーーーーーーーーーー、この練習は今後もしつこく続くと思います。スムースマンは地元のなまりじゃなくてmake differenceしたいんだと思います。
エンディングの7分40秒くらいからベースの音が一瞬消えて、セコンドとミドルが演奏してる印象的なフレーズは、ベースの音が再びはじまってセコンドが戻ってからも続いていて、ベースもゴリゴリな、なんてゆうかギャングの映画にでも出てきそうなかっこいいフレーズがブリブリとエンディングまで続くんですけど、この動画だとテナーの音にかき消されちゃってぜんぜん聴こえないですね。マイクノリが悪くちょと残念。だけど、審査はレコーディングしたものでは行われず生演奏で行われるので、セミでもこのゴリゴリ路線で押していけば、高得点が取れるのではないかなと思います。
これからセミファイナル用やファイナル用のリメイド作業が行われると、演奏のテクニック的にもむずかしくなって、そんなに技術派じゃないわたしにとっては苦戦するところでもあるんですが、今年のオールスターズのこの曲には、まだまだ伸びしろもあって、キラキラになる可能性がたくさんあります。
だいたいこんな感じの曲をやっていますが、これからの展開にもぜひ注目してください!