イマイチな文化交流に終わらないために…その1.
オリンピックパラリンピック関連のイベントのために、トリニダード・トバゴの大学生と先生のグループが来日しました。
- 原宿よさこい
- 高知(の中土佐町がトリニダード・トバゴ選手団のホストタウンに選ばれた記念)
- 春日野音楽祭のオープニングゲスト
この3つのイベントで演奏するため、だったのですが、
オリンピック関連のイベントということで、見えないところの国際交流スケジュールがギッシリなのに驚かされました(皇室の訪問とかを彷彿させます…)
まず、ちょっとかわいそうじゃないかなーと思ったのが、1日3食とも日本で食べられるふつーのもので特別に用意された食事じゃ全然ないってこと。イベントに出るふつーの仕出し弁当+お箸(スプーンもフォームもついてない!!)とか、コンビニ弁当とか、レストランで洋食とか食べるときはちょっとトリニ寄りだけどタバスコくらいしか辛いソースはないし、居酒屋の謎な惣菜も食べなくちゃいけない… あの年代のトリニダード人だったらちょっと耐えられないんじゃないかなって思うけど、
すべてがオリンピックの予行演習の役割があって、なるべく特別なことをしないようにしていたそうです。彼らも、国際交流の名目で招待されてるってことをちゃんとわきまえてるのか、誰一人文句も言わずにお箸で器用にご飯を食べてるのがオドロキでした。
今回、はじめて通訳ボランティアで参加させていただいた3日間の様子を、数回に分けてリポートします。