ご縁しだいで探せばありますカーニバルのトリニ宿
この動画で今年のトリニダード・トバゴ2018のビデオブログは最終回、今年住んでいたお家をご紹介します。
このお家は映画『スティールパンの惑星』の字幕作成でたいへんお世話になった、キムジョンソンさんのご紹介でお借りすることができたお家です。
映画はめっちゃ大変だったので、このお部屋はご褒美だと思ってありがたく受け止めています。
めちゃめちゃいい場所にあったので、カーニバル当日の月曜日と火曜日は、家そのものがパーティ会場のようになっていました。朝、起きたら知らない人がこぞって衣装を着込んでいたりして、お嬢さんのお友達たちの待機場所にも使われていたようです。
火曜日の夜のディナーには私も参加させていただきました。
43年間も、このご夫婦とご家族の成長を見守って来たこのお屋敷も、
すべてのお子さん(たぶん5人兄妹)が独立されたことをきっかけに、手放すことになったそうです。
その最後の年に、この素晴らしいファミリーと、素晴らしいお家で暮らせてほんとうに幸せでした。
でも、たちまち来年の宿を探さなくちゃいけないんです。
今年は、2004年からキープし続けてきたピクトンコートのお部屋に、日本人は住んではいませんでした。
2018年にPOSに滞在していた日本人はたいへん少なかったのですが、みなさんそれぞれ工夫して、いろいろなところに住んでいたようです。
まともに、ふつうのゲストハウスを、平均的な日本人の滞在期間である40日くらい借りてしまうと20万円くらいかかってしまうのではないかなと思うのです。
ましてや、わたしは平均しても2ヶ月は滞在するので、航空券より高い家賃を払う気持ちになれません。
”USドルがおろせない”っていう記事を書いたときにもふれましたが、何かの事情で働けないとか、外貨が欲しい方とか、娘が嫁いだばかり、ご家族が他界されてお部屋が空いてしまっている方は、必ずどこかにいらっしゃると思うし、
エアビーで貸してる方はそれほど商売優先で部屋を貸している訳ではないので、交渉次第ではカーニバル料金を抑えた金額でも貸していただけるのではないかと思うのです。
わたしの知り合いのカナダ人は、ふつーのホテルなのに!マネージャーと交渉してカーニバル料金なしで1ヶ月半借りることができたそうです。
そういうワケで最後の3日間くらいは、知り合いにメールを送りまくって、空き時間があれば部屋を見て歩き、オーナーにお会いして…、、、
なかなか状況は厳しいですが、まったく手がかりがないワケではないので、
来年も良いご縁が結ばれて、
素敵なお家で過ごせることを願っています。
まずは、「あるんだ!」ってイメージすることが大切だと思います。
それがない滞在者さんに限って、お部屋に対して不満があったり、そもそも部屋がないのでトリニ行きを諦めたりしている気がします。
来年も、トリニダードでお会いしましょう。