こるりうちゅう

こるりん べるりん こるりうちゅう むちゅう♪ ばんちょう やおちょう すてぃーるぱん ピザぱん♪

うきうき予選めぐり

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おとといの北地区予選、今年はオールスターズが1番はじめに演奏するので、自分たちの本番が終わってから他の北地区すべてのバンドの予選が行われる各パンヤードを、サポーターやファンの方々といっしょに巡りました。

 

1番はじめは、わたしたちN&Mトリニダードオールスターズだったので、2番めのレネゲイヅから。オールスターズのあるデュークストリートからシャーロットストリートのレネゲイヅまで徒歩で5分くらいです。ヤードのペイントが改修されて、向かって右手にあるもう引退された偉大なるアレンジャー、ジットサマルーさんの肖像が優しく見守っているのが印象的でした。

 

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3番めはサバンナの横にあるデスペラードスです。曲は今年たくさんのバンドが演奏しているスーパーブルーの『Spanking』。技術や迫力に偏りがちなパノラマアレンジですが、デスペラードスのスパンキングは、後半にキュンとさせられるところがいくつもあって、心を掴んできます。音楽はこうでなくては!

 

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↑首都のある北地区には、各バンド1〜2、3人の日本人プレイヤーが参加しています。

 

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4番めはフレデリックストリートにあるシルバースターズ。今年から長年アレンジャーを努めていたエドウィンプッシャートさんに代わり、リアムティーグさんがアレンジしています。この曲は、ひと言で、むずかしそーーーーーーーでした。後半のテナーのアルペジオみたいになってるところとか、ん?どうなってるの??ってなる繊細な作りです。今までとはひと味違ったシルバースターズがどんな風な仕上がりを見せてくるのか楽しみです。

 

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5番めはインベーダーズ。他のバンドはヤードにサポーターやファンの方がぎゅうぎゅう詰めになっているのですが、インベーダーズはふだん使っているパンヤードの前にクリケットスタジアムがあって、その駐車場を予選会場のために借りているので広々して観やすいです。アーディンハーバートさんらしい都会的なアレンジです。

 

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6番めはワンウッドブロックの裏手にあるフェイズII。入り口付近はたいへん込み合っているのですが、バックラック周辺は空いているので、毎年その位置までどうやってくぐり抜けるかがフェイズII予選を楽しむコツですね(^_^) 今年の曲はデストラガルシアが歌ってる『Jump It』前半ヴァリエーション部分がめちゃめちゃウキウキで、ブグジーさんどうしちゃったの?ってゆうくらい可愛いんです!このアレンジ、スキだーーーーと思っていたら後半はいつものフェイズIIでした(笑) 

 

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最後7番めはスターリフトです。ファティマカレッジの前の道、ムクラポって読むのかな〜うーん、誰か発音してみてください。その道をちょっと行くとヤードの看板があるのですが、そこからさらに南に下って行ったところにあって、他のヤードとは距離が離れています。ですが、たくさんの人が蟻の行列のようにフェイズIIから歩いて移動しています。

 

スターリフトのアレンジャーさんは有名な方ではなかったし、ぜんぜん期待しないで行ったのですが、けっこうよかったんです。アレンジャーさんはUTTの先生で、オリジナルのスターリフトメンバーに加え、他にも若いメンバーを揃えていました。そして曲は、今、めっちゃ流行ってるマーシャルモンタノの『Happiest Man Alive』。この印象的なコーラスのメロディを、すごい音を重ねてみんなで声高らかに合唱するようなイメージで全面に出してきてて、これはこれでシンプルだけど訴えるなと思いました。

 

 

さて、ここまでの移動を今年はクルマをチャーターして移動しました。歩いてまわれないことはないのですが、けっこう距離もあるし、今年はお家のあるバラタリアまで真夜中に帰らなくてはいけないので、タクシーを呼ぶならいっそのことぜんぶクルマでまわってしまおうと思ったのです。

 

これが、けっこうよかった!快適でした。

 

歩いてまわると次の審査に間に合わせるために、お見送りのゆっくり演奏を最後まで聴かずに会場を出なくてはいけません。でも今回は、クルマや人の流れが空くまであえてお見送り演奏まで聴いてから会場を出ることができました。

 

そして、もし自分達で運転して移動した場合、駐車するスペースを探すのに一苦労するんです。クルマをチャーターすると会場入り口までクルマで送ってもらって、クルマはちょっと離れたところで待機。そのあと審査が終わって会場から出ると、ドライバーさんが待っていて手を振ってくれています。わたしたちとおなじようなことをしている人達が他にもいるらしく、会場の入り口付近で、そうやって手を振ってるおじさんを何人か見かけました。

 

もし、クルマが多すぎて道が混んでいても、クルマが進まなくなったところでクルマを降りて、わたしたちだけ歩いて会場に向かうことができます。自分で運転してたら乗り捨てることになるので、そんなことはできません。

 

来年以降もクルマをチャーターしたいなーと思いましたが、来年はたぶんオールスターズはいちばん最後か、真ん中のシルバースターズから審査がはじまることもあるので4番めになるかもしれません。そうゆうわけでたぶんわたしはご一緒できませんが、来年、北地区の予選を観てまわりたい方に、ぜひオススメしたい方法です!