こるりうちゅう

こるりん べるりん こるりうちゅう むちゅう♪ ばんちょう やおちょう すてぃーるぱん ピザぱん♪

KOBEスティールパンカーニバル2014

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晴れました!今年のパンカニ!!

今年はパンプルではなく、パンプードルとして徳島のスティールバンド”パンドル”との合同バンドを結成して参加しました。ステージに上がるまで全員でのリハーサル0回!、ちょっとずつのグループに分かれてリハーサルしてきた音がパズルのピースのようにステージにバラまかれて…、どうなることかとは思ったけど、メンバーそれぞれの良いところが自由に伸びて想像してた1.5倍くらいの満足度、達成感がありました。



演奏したのは3曲。1曲めは、去年、台風で中止になったパンカニ2013でパンプルが演奏するはずだったスーパーマリオブラザーズをパンプードルでリベンジです!わたしだけだけど1年間タンスの中で今日の出番を待っていた去年の衣装であるギンガムチェックのマリオ帽とマリオヒゲを引っ張り出して、よーやく1年間のモヤモヤから、この青空の下に脱出できました。



2曲めは徳島のパンドルのレパートリーで“進めすだちくん”。この曲はわたしがアレンジを担当させていただいて、今年の1月にチャレンジ徳島とゆうコンテストで見事(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ審査員特別賞!!!を受賞したウィニングチューンでもあります。演奏レベル的にはカンタンに演奏できて、すだちくんらしくかっこいい曲…とゆうキャプテンからのご注文のもと、愛と勇気をギュっとふり“絞る”イメージでアレンジして、ベース入りでこんなにも大勢で演奏するのは今回が初めてになります。わたしのアレンジした曲がどんどん成長していくようでとてもワクワクです。



3曲めは、今年の春に天国に旅立たれたアレンジャーのエドウィンプッシャートさんの偉業を偲んで、ハイオンデパンを演奏しました。結成したばかりのバンド、パンドルのメンバーがはじめて挑戦するパノラマチューン、パンプルのメンバーは実際にトリニダードのパノラマでこの曲を演奏したこともあるメンバーを含め、豪華ゲストに横浜スティールパンフェスティバルでトリニダード文化大使に表彰されたdoraちゃんとプロプレイヤーで去年は100PANプロジェクトを成功させたたまきをお迎えして!みんながぶっつけ本番みたいなかんじでどーーーーなることやらと思ったけど、ぜんぜんイケてると思う。エドウィンさんの遊園地みたいなアレンジにふさわしく、いろんなヒトがいろんなところから自然に集まってきていっしょの音楽を今、心をひとつにして演奏してる。こんなにわかバンドなのにみんながはずんで聴こえるカーニバルスピリットあふれるエドウィンさんのアレンジの魔法にあらためてかけられた気分になりました。この瞬間、ほんと楽しかった!!!!!

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今回、パンプルとパンドルが合同で演奏しただけでなく、エンジンルームにもひとつのリズムバンドが組めそうなくらいのメンバーの人数もだけど才能も集まっていて、この、エンジンルームが入るだけでスティールバンドが一気に歯応えのある音に変わるってゆうか、この音のかんじすごいスキだ!と、日本でもこんなかんじになれるんだってことを、はじめて、このYouTubeの動画を観て気づきました。パンはある程度練習も暗譜もしなきゃいけないけど、エンジンルームは基本がわかっていればあとは曲の構成を覚えてもらうだけでカンタンに参加できる。パノラマやカーニバルって本来そうゆう、みんな観てるだけじゃなくて演奏しようよって誘いあって膨らんで…トリニダードでは1バンド120人!にもなっちゃうものなので、来年以降もパンカニに出れるなら、エンジンルームをもっとパッケージ化してサクッと導入できるようにしておきたいなと思いました。今回はこのエンジンボーイズ達が、それぞれにパノラマチューンを研究して曲にパリパリ感をギュっと叩き込んでくれました!ほんとにありがとう(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

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寄せ集めバンドだけど、奇跡的な瞬発力で心をひとつにできた今年のパンカニ。当日にも脱落者が出るなどほんとにバンドをまとめるのはたいへんでしたが、当日に予備のTシャツを渡してチカラを貸してもらったメンバーもいて、こんな方法もひとつの可能性ではあるんじゃないかと思いました。もちろん他のバンドさんのようにクオリティの高い演奏を、チームワークを固めて、わたしはアレンジャーなのでぜんぶわたしのアレンジで、パンプルとして演奏したいキモチもあります。そうゆう方向性とともに、今回みたいな参加方法でも、充分に充実した時間を分かち合えることを発見しました。最後まで、わたしに諦めささまいと手を貸してくれた全国と全世界(笑)のパン仲間たちに、ほんとうに感謝の気持ちでいっぱいになります。

スティールパンは新しい家族を作るツールですね!

バンド内外でいろんな変化が重なって、直前までほんとに今年のパンカニに出れるのかどうかさえはっきり決められず、関係者の皆様にはほんとにご心配おかけしてしまいましたが、当日あたたかく迎えてくださったのがほんとに嬉しかったです。わたしがこれからどんな風に参加していくかはわからないけれど、パンカニの、この空と海風と松林の心地よさ、フォーエバーです!!!