トリニのジャパレス SAMURAIでランチしてきたよ
トリニダード・トバゴにもジャパレスはいくつかあるんですが、たぶん日本人がお店をやってる(…というウワサな)のはここだけじゃないかなって思います。
普段はお高い(^_^;)なかなか気軽には立ち寄れませんが、週末だけ手頃なランチを提供してくれているというので行って来ました。
ランチの内容だけでなく、海外ジャパレスならではの、海外から見るクールジャパンなトイレの内装(女子トイレのみ)も動画でご紹介しています。
意外と楽しいトバゴ市内観光
トバゴ島にミディアムのファイナルだけ観に来て、ほんとは日帰りか1泊くらいでサクッと帰りたかったけど、ほぼチケットがフェリーも飛行機もぜんぶ売り切れてたから、
ミディアムファイナル当日の早朝便でトバゴ入り、2泊して火曜日のお昼にようやく帰宅するスケジュールになってしまいました(>_<)
さて、余った1日をどうする???
とにかくトバゴの土地勘がなくて、なるべくドワイトヨークスタジアムの近所の宿に予約してみると、
宿に着いてびっくり、めっちゃのどかな山奥やん!っと…思ったのも束の間、じつはスカボロの中心街まで6TT(100円)のルートタクシーで10分で行けることに気がつきました。スカボロは標高差のある坂の町のようです。
と、いうことで、ダウンタウンまで気軽に行けるし、余った1日で市内をあてもなく散策することにしました。調べようにも情報がほんとにないんです。そんなときは歩いてみるしかない。
まず、スカボロの町は、このフェリーターミナル周辺以外はあんまり賑わってるかんじじゃなさそうです。
フェリーターミナル周辺には、いちおう海の見える公園みたいなところとか、ウッドデッキとか、港の観光スポット的なところがあって、日陰で座って涼んだりできるようになっています。トバゴ島のほうがトリニダード島より気温が2〜3℃低い気がします(気のせいかな?空気もキレイ…)
そして、その公園のすぐそばのモールで、 とてつもなくアートでカリブな革のサンダル屋さんを発見!
ショーウィンドウをガン見してたら、どうやらこの靴を作ってる作家さんらしきおばちゃんが店から出てきて、いろいろ話を聞くと、なんと、展示会で東京にも来たことがあるそうなんです。さすがアートなサンダル!
でも、配送料とかが高くなりすぎて現実的な商談は成立しなかったのだそうですが、
こういうの、クリーマて売ってたら高くても買うヒトいるんじゃないかなと思います。
わたしも試しにいちばん小さいサイズを履いてみたのですが、わたしの足のカタチが独特すぎて合うカタチのものはありませんでした。
めっちゃ興味あるし欲しいけど、やっぱりムリだー(>_<)ってあきらめかけたとこ、
なんとちゃんと足のサイズを測って、オーダーメイドで作ってくれるとのこと!デザインもカタログからいろいろ組みわせでオリジナルのデザインにできて、それでも500〜600TTくらい(10,000円前後)で出来るそう、
なので、
今年はもう帰るまで2週間くらいしかないからムリだけど、来年はぜひ、トバゴでアートなサンダルをオーダーメイドで作りたーい!!!って思いました♡
そして、おなじモールでカフェ風のお店を見つけたのですが、
カフェじゃなくて、自然食のレストランみたいです。インテリアがかわいいので、お昼はコーヒー屋にすればいいのに…
このお店からは港が一望できます。お店のお兄さんがオススメしてくれたヘルシーなスムージーを飲んで、ほっこり休憩したあと、
フォート キング ジョージ(Fort King George)という、唯一ガイドブックに乗ってそうな有名観光地に、タクシーで向かいました。
トバゴに着くまでとか着いた直後は、タクシーをつかまえるのは難しいって聞いてたのですが、
フェリー乗り場付近をうろついてると、
「タクシー?」「ポイント??(トバゴの有名ビーチ)」「ブッコ???(トバゴの有名サンゴ礁)」とか、ウザいくらい声かかります。
TTRS(トリニのウーバー)も使えるのでそれでもよかったのですが、試しにハイヤータクシーのお兄さんと交渉して、この町の高台にあるフォートキングジョージに連れてってもらうことにしました。お値段は↓
タウン→フォートキングジョージ→ゲストハウス:40TT(650円)
フォートキングジョージでのドライバーの待ち時間10分あたり25TT(400円)
とのことでした。
まー、そんなたいした観光地じゃないだろうから10分くらいでサッと写真撮るだけでいいやーと思っていたら、
予想してたのとはかなり違って、素晴らしい場所でした。
きっと好みはあると思うけど、わたしにとっては、かなりスキ系の場所です。
まず、高台から海がダーっって見渡せて景色さいこー、開放感あるー、そして涼しい!
フォーク=要塞のことなんですが、けっこう規模も大きくていろんな建物があります。資料館のようなところ、灯台、そして公園内のいろんなところにいろんな種類の大砲があって、イギリス統治時代の建物も数棟あって、強烈なのが、牢獄とか、パニッシュメントセル(お仕置き小屋)とかまであります。
芝生、樹齢のかなりありそうな木々、ドーム型の貯水槽、シャーロックホームズの映画のセットみたいな建物、美しい石垣とか、 ヴォーグのファッションページの撮影とかにも使えそうなナイスロケーションで、
エアビーアンドビーの体験とかで、プロのカメラマンにフォトシューティングしてもらえるようなツアーとかすればいいのにーって思いました。
もちろん歴史を学んでもいいし、ただぼーっと海を眺めるのもいいなーって思います。
写真をザーッて撮るだけだったのに30分も経ってしまいました(>_<)
まー、でも、大丈夫、タクシーのお兄さんはガイドもしてくれたし、それだけの価値はあったと思います。
ここはまた絶対に来ようと思いました(できればイギリス統治時代風の衣装持参で笑)
トリニダード島に帰って来て真っ先に思ったのが、暑い、排気ガス臭い(笑)… それだけトバゴ島は、街中でさえ空気がきれいで、クルマがびゅんびゅん通ってる港でもハチドリが飛んでいます。
もちろんナイロンプールとかブッコリーフとかに行けたらサイコーなんだけど、スカボロの港町も、1日くらいだったら充分に楽しく観光できる場所だなって思いました。
初!ミディアムだけのファイナル in トバゴ島、そして初!優勝したクーバジョイランダーズ!!
オールスターズの練習がお休みになる日と、ミディアムのファイナルの日が重なったので、思い切ってドバゴ島まで小旅行することにしました!
ドバゴ島でミディアムのファイナルが行われるのは、これが初めて。
会場は、ドワイトヨークスタジアムというサッカー場の横の空き地に作られた特設ステージです。その手前の原っぱとハイウェイの上がドラッグエリアになっているので、無料で屋台ご飯を食べながら楽しむ…みたいなサバンナみたいな楽しみ方はちょっと難しいかなと思いました。屋台もぜんぶ会場内にあるかんじです。
なので、早速、会場内に。
リザーブ(座席指定なしエリア指定のみ)と、ジェネラル(自由席)、その周りを囲む土手みたいなとこにピクニックして観るエリアに分かれていたのですが、
誰がデザインしたらこんな会場になるねん(怒)っていうくらい、高いお金を払って観にくる観客のことをぜんぜん考えてない(>_<)
トバゴ島出身のパントリンバゴ総裁は「はじめてのパノラマファイナルだけど、最後じゃない」とステージで挨拶してたので、
どうか次回はもうちょとマシな、みんなが観れるような会場をデザインしてください(>_<)
↓会場(のヒドさ…)を紹介するだけの動画もアップしてみたので、観てみてください。
トバゴパノラマの会場デザインが酷かったことを説明するだけの動画
そして、日本が月曜日の朝だと言うのに、また生配信してしまいました!(たとえ観てるヒトが1人しかいないテレビ電話(死語)みたいなことになってても生配信は楽しい…)
電話回線はトリニダード島と同じ4Gのハズ…なんですが、会場が山の中だったせいか接続が良くなくて、画像も荒いし、途中でブチブチ途切れたりしています。
でも、臨場感はきっと伝わってたと思います。今までの生配信の中で、同時視聴者数も、あとから動画を再生してくれた数も、今まででいちばん多かったです。
↑は、原っぱエリア中心です。まだ明るい。
↑こっちはハイウェイのドラッグエリア中心です。たぶん両方共に優勝したバンド…の、フロントラインがいかにかわいいコを集めてたか(^_^;)を間近でチェックできる…ハズ。
生配信中が、ヨーロッパの日曜日の夜か夜中?だったのかな、時差がないアメリカ東部の知り合いだけじゃなく、イギリスやフランスの知り合いのヒトも配信を観てコメントをくれたり、「あのバンドに行ってほしい」とか「どこそこのベースの側に行ってほしい」とか…、リアルタイムで世界の別の場所からリクエストをもらえたことも、めっちゃめっちゃ気分がアガりました!生配信の醍醐味ってやつですね!
最終的にどこのテレビもネットの生配信をしてないことがわかって、トリニダード・トバゴ国外(国内はWACKのテレビ中継アリ)にいるヒトのモヤモヤを少しでも解消してほしいなーと思って、
↑最後のポテンシャルシンフォニーだけ、わたしも生で配信してみました。どんだけ画像も音も良くなくても、つながるだけで胸がアツくなる、その感覚をよく知ってるから。
01- Couva Joylanders Steel Orchestra - Medium Bands Panorama Finals 2020
そして、はじめてトバゴでのミディアムファイナルの優勝は、なんと"初"優勝のクーバジョイランダース!!!しかも曲名が偶然にも『My Turn』(僕の番!)って言うらしい!
優勝の順番が、ついに中部のバンド、クーバジョイランダーズにもまわってきたってことなのか???
でも、ぜんぜんこんな曲のタイトルじゃなくても、ジョイランダーズだけ音が他のバンドとぜんぜんちがってた。音が暖かくてズドーンっていう、ラージバンドみたいな音、技術的にも、あー、今ミスったなーみたいな感じがない、音が束でまとまって美しいメロディのレリーフを刻んでるかんじです。
スピードやパワーに頼らない、まさにラージってかんじ、こんなのがトバゴ島で観れたら、観客も大満足なんじゃないかなって思いました。
でも、パノラマの審査はよくポリティカルとかチートとか言われるから(>_<)
どんなにクーバジョイランダースが素晴らしくても、
今回はトバゴのバンドが優勝するんじゃないかなー…って、かなりそっち寄りを信じてしまったりもしたけど、
そんなことなかった!!! 審査員さん、公平な審査を有り難う!(レアケースなので笑、あえて漢字…笑)
今年もジョイランダーズはアンディニールズがチューニングしてるし、お世話になってるチャンネル4のジョンバリーさんの地元でサポーターをしてるバンドだし、わたしもジョンさんの影響でけっこう前から応援してるバンドたし、
ほんっと嬉しいです!!
イスラエルにスティールパンを広めるオシゴトをしてる新進気鋭のアレンジャー、ステフォンさん、いつもあたたかくヤードで迎えてくれるジョイランダーズのメンバーたち、
ほんまにおめでとーー!!!
犬も歩けばモコジャンビーに当たる…
モコソモコウ(Moko somokow)のお披露目パーティに行って来ました。
『モコソモコウ』はモコジャンビーがメインのバンド(団体)です。モコジャンビーとは、竹馬みたいなのを脚にくっつけて歩く、カーニバルの重要なキャラクター、トリニダードを代表する伝統芸能(曲芸的な…)でもあります。
最初は衣装だけをデザインしてるマスキャンプのようなものだと思っていたのですが、今回、行ってみるとメインのモコジャンビーだけじゃなくて、オールドマスのいろんなキャラクターが、モコソウコウらしいテイストで展開されていました。
↓は、今週行われたキング&クイーンコンテストでの様子。近くで見るより数段、舞台映えするようにデザインされているのがわかります。
去年の衣装も観たんですが、こういうテイストはなんていうんだろう…不気味かわいい系アート、みたいな、キャラがみんな"まどマギ"に出てきそうなデザインです。
そもそも"木のお化け"のことなので、この"不気味さ"は欠かせない要素なのかも。
わたしの住んでる町、ベルモントにキャンプがあって、最後はベルモントの町中を歌いながら練り歩き、パーティの参加者じゃない近所のヒトを巻き込んでの大行列の様子などなど、あまり紹介されていないトリニダード・トバゴのモコジャンビーカルチャーを、↑動画でご紹介しています。
↓インスタで見つけたもう1枚…、こうやってサバンナとかで地道に練習してるんだなー
ポートオブスペインはユネスコの音楽都市に選ばれたようです(でも去年のハナシ笑)
なんか、マジ全然知らなかっまたんですけど、去年の秋にオシゴトがガチ忙しくなってしまって、まーったくトリニダード・トバゴのニュースとかチェックしてなかったってバレバレなんですけど、
去年の11月に、ポートオブスペインがユネスコの創造都市に選ばれたそうです。
創造都市ネットワークとは…
ウィキペディアによると”グローバル化の進展により固有文化の消失が危惧される中で、文化の多様性を保持するとともに、世界各地の文化産業が潜在的に有している可能性を、都市間の戦略的連携により最大限に発揮させるための枠組みが必要”ということで作られたそうです。
これが出来たのが2004年、わたしがはじめてトリニダード・トバゴに来たのと同じ年。
こないだたまたま行った、アールブルックス親子の無料街角コンサートみたいなので、はじめてそれを知りました。
まー、わたしみたいなこういうことを知らない人のために、ユネスコが人が多いカーニバルの時期にPRイベントをするのだと思います。
こんなに器楽演奏の人口密度が高くて、伝統だけじゃなくて今も発展し続けてるカルチャーってそうそうないから選ばれて当然のような気もしますが、去年ようやく選ばれたなんて17年間も何してたんだろうなー?って思います。
もしかしたら富士山が世界遺産に選ばれないのと同じような理由なのかな…
トリニダード・トバゴ全体じゃなくて、首都ポートオブスペインだけだけど、
・世界三大カーニバル
・スティールパン発祥の地
・ユネスコの音楽創造都市
…みたいに、肩書きが増えて、これからさらに日本にも紹介しやすくなったんじゃないかなって思います。
↓去年11月の新聞記事。レネゲイヅがセレモニーで演奏したようです。
↓ポートオブスペインを紹介するユネスコのサイト
パランの里で洞窟ツアー
動画、後半の洞窟編です。
真っ暗で鍾乳洞的なものもたいしてなかったので、洞窟そのものの映像としては弱すぎ(^_^;)だけど、どんなものか臨場感をお楽しみいただければと思います。
周辺の畑の様子や、農園レストランの前で出逢ったウェディングの様子なんかもご紹介しています。
今回参加したこのツアーですが、
"パランス868"(Palace868 Adventure Club)という、旅行会社っていうよりは、ミートアップ主催者の団体っていうかんじのグループが企画しています。
団体そのものは4年くらい前から活動しているそうなんですが、わたしが知ったのは去年、フェイスブックでイベントを見かけるようになってからです。
滝や秘境の湖などの景勝地までハイキングするイベントが多いのですが、トリニダード・トバゴは巨大生物の国(↑の写真の身長差を見てください!)なので、彼らのペースで山を登るのはちょっとムリそう(>_<)って思っていたら…
"チャイルドフレンドリー"や"カカオ農園"みたいな文字の並ぶイベントを発見して、これだー、これしかない!と思って参加しました。
参加者は常連さんみたいなグループが多くて、歩きながらいろいろ話を聞くと、簡単な山登りや、ほぼ山登りなしでボートで島まで行ってビューティフルな塩湖を観るみたいなツアーもあるみたいなので、日程が合えばぜひまたツアーに参加してみたいです。
と、言うのも、
先月トリニに来てすぐにマクリップって言うビーチに連れて行ってもらったんですが、
こんなに文学的なビーチがあるのに、わたしは1回も来たことなかったんだー(>_<) せっかくカリブ海まで来てるのに素通りで帰ってたなんて、もったいないことしすぎてたんじゃなかろうか…って、ちょっと後悔したからです。
別のアート系のパーティでアメリカ人と話してたとき「自然は他の国のほうがすごいけど、トリニダード・トバゴは都会と自然が近くて、他の国だと自然を体験しに行くのに時間もお金もかかるけど、トリニダード・トバゴだとすぐ行けるし安くいけるし…」みたいな話をしてて、
トリニのネイチャーツアーは”気軽さ”でアピールできる立派な観光要素なんだなってことにも気づかされました。
アウトドアはそんなに得意ではありませんが、せっかくの”地球の裏側”の自然を、これからも少しずつ体験していきたいなと思っています。
ポン酢あったらなんでもイケるで
今年はじめてトリニダード・トバゴのお店で売っているポン酢を買ってみました。日本でこういうのおいくらくらいするのかわからんけど、35TTだから1本600円弱くらいかな。ちょっといい調味料かオイルくらいの値段しますが、中身はふつーのキッコーマンのポン酢です。
お醤油もあるし、いらんかなー?と思ったけど、暑いトリニダード・トバゴの気候にポン酢のサッパリ感が食欲をそそります。唐沢寿明並になんでもポン酢かけて食べてしまいます。
もうひとつ、トリニダードでも売ってるのを知ってたけど、今まで1度も買ったことのなかった緑茶を買ってみました。
伊藤園の緑茶ティーバッグ100包入で、ちょうど20包入を縦に5個並べた大きさだったので、中には、日本のコンビニでよく見かけるアレが入ってるのかと思いきや…
たらーん、大胆にもそのまま100包、ガッサーって入ってました(^_^;) さすが海外、大胆です。
日本でわたしのお気に入りの、ダイソーの緑茶に比べると、やっぱり苦さが足りないなーって思います。でも、安い緑茶じゃなくて、ちゃんと日本の美味しい緑茶が輸出されていて、100包で135TT、2000円ちょいくらいするのでだいぶ割高かもしれないけど、トリニダード・トバゴで買えることそのものが嬉しいです。
他にも、お寿司用として売っている日本風のお米『Sushi Rice』とか、お豆腐で出来ている謎の食べもの、思いっきり『Mochi』って書いてる雪見だいふく的なものとか、トリニダードで手に入る日本の食文化がいろいろと気になっています。