初!ミディアムだけのファイナル in トバゴ島、そして初!優勝したクーバジョイランダーズ!!
オールスターズの練習がお休みになる日と、ミディアムのファイナルの日が重なったので、思い切ってドバゴ島まで小旅行することにしました!
ドバゴ島でミディアムのファイナルが行われるのは、これが初めて。
会場は、ドワイトヨークスタジアムというサッカー場の横の空き地に作られた特設ステージです。その手前の原っぱとハイウェイの上がドラッグエリアになっているので、無料で屋台ご飯を食べながら楽しむ…みたいなサバンナみたいな楽しみ方はちょっと難しいかなと思いました。屋台もぜんぶ会場内にあるかんじです。
なので、早速、会場内に。
リザーブ(座席指定なしエリア指定のみ)と、ジェネラル(自由席)、その周りを囲む土手みたいなとこにピクニックして観るエリアに分かれていたのですが、
誰がデザインしたらこんな会場になるねん(怒)っていうくらい、高いお金を払って観にくる観客のことをぜんぜん考えてない(>_<)
トバゴ島出身のパントリンバゴ総裁は「はじめてのパノラマファイナルだけど、最後じゃない」とステージで挨拶してたので、
どうか次回はもうちょとマシな、みんなが観れるような会場をデザインしてください(>_<)
↓会場(のヒドさ…)を紹介するだけの動画もアップしてみたので、観てみてください。
トバゴパノラマの会場デザインが酷かったことを説明するだけの動画
そして、日本が月曜日の朝だと言うのに、また生配信してしまいました!(たとえ観てるヒトが1人しかいないテレビ電話(死語)みたいなことになってても生配信は楽しい…)
電話回線はトリニダード島と同じ4Gのハズ…なんですが、会場が山の中だったせいか接続が良くなくて、画像も荒いし、途中でブチブチ途切れたりしています。
でも、臨場感はきっと伝わってたと思います。今までの生配信の中で、同時視聴者数も、あとから動画を再生してくれた数も、今まででいちばん多かったです。
↑は、原っぱエリア中心です。まだ明るい。
↑こっちはハイウェイのドラッグエリア中心です。たぶん両方共に優勝したバンド…の、フロントラインがいかにかわいいコを集めてたか(^_^;)を間近でチェックできる…ハズ。
生配信中が、ヨーロッパの日曜日の夜か夜中?だったのかな、時差がないアメリカ東部の知り合いだけじゃなく、イギリスやフランスの知り合いのヒトも配信を観てコメントをくれたり、「あのバンドに行ってほしい」とか「どこそこのベースの側に行ってほしい」とか…、リアルタイムで世界の別の場所からリクエストをもらえたことも、めっちゃめっちゃ気分がアガりました!生配信の醍醐味ってやつですね!
最終的にどこのテレビもネットの生配信をしてないことがわかって、トリニダード・トバゴ国外(国内はWACKのテレビ中継アリ)にいるヒトのモヤモヤを少しでも解消してほしいなーと思って、
↑最後のポテンシャルシンフォニーだけ、わたしも生で配信してみました。どんだけ画像も音も良くなくても、つながるだけで胸がアツくなる、その感覚をよく知ってるから。
01- Couva Joylanders Steel Orchestra - Medium Bands Panorama Finals 2020
そして、はじめてトバゴでのミディアムファイナルの優勝は、なんと"初"優勝のクーバジョイランダース!!!しかも曲名が偶然にも『My Turn』(僕の番!)って言うらしい!
優勝の順番が、ついに中部のバンド、クーバジョイランダーズにもまわってきたってことなのか???
でも、ぜんぜんこんな曲のタイトルじゃなくても、ジョイランダーズだけ音が他のバンドとぜんぜんちがってた。音が暖かくてズドーンっていう、ラージバンドみたいな音、技術的にも、あー、今ミスったなーみたいな感じがない、音が束でまとまって美しいメロディのレリーフを刻んでるかんじです。
スピードやパワーに頼らない、まさにラージってかんじ、こんなのがトバゴ島で観れたら、観客も大満足なんじゃないかなって思いました。
でも、パノラマの審査はよくポリティカルとかチートとか言われるから(>_<)
どんなにクーバジョイランダースが素晴らしくても、
今回はトバゴのバンドが優勝するんじゃないかなー…って、かなりそっち寄りを信じてしまったりもしたけど、
そんなことなかった!!! 審査員さん、公平な審査を有り難う!(レアケースなので笑、あえて漢字…笑)
今年もジョイランダーズはアンディニールズがチューニングしてるし、お世話になってるチャンネル4のジョンバリーさんの地元でサポーターをしてるバンドだし、わたしもジョンさんの影響でけっこう前から応援してるバンドたし、
ほんっと嬉しいです!!
イスラエルにスティールパンを広めるオシゴトをしてる新進気鋭のアレンジャー、ステフォンさん、いつもあたたかくヤードで迎えてくれるジョイランダーズのメンバーたち、
ほんまにおめでとーー!!!