エリーマネットさん訪問、写真まとめ、その2
エリーマネットさん訪問まとめ、その2、ショウルーム編です。
エリーマネットさんご自身が展示してあるパンをぜんぶ説明してくださいました。
最初から最後までの動画が残ってるので…日本語字幕をつけてシェアするべきか…、自分の力だけでちゃんと間違わずに一字一句もらさず聞き取れるかなー(>_<)ってところで躊躇してます。
ので、先にお写真で紹介しましょう。
これは”グランデ”と言うパン、今のギターパンにあたるそうです。
再現されたものではなくて実際に使われていたもの。エリーマネットさんの作ではないようです。
まさかの写真撮り忘れ(>_<)があったのでビデオからのキャプチャですが、これが初期の”ピンポン”エリーマネットさんご自身が作ったものです。
初期のピンポンの次にこの”バラクーダ”と呼ばれるパンへと発展し
これが1946年製、ちょっとだけ進化したピンポンとのこと。この時点ですでにポワンポワンというパンの良い音色がします。映画『パンミュージックオデッセィ』に出てくるのはこのスタイルですね。
ワンノートベース。
またキャプチャですが、ベースケトル。今のドゥドゥみたいなパン。そして少し音域の高いケトルパンもありました。
スリーノートパン、カリプソらしいパターンを演奏します。
昔のダブルセコンド…、二人一組で首に吊ってたのかなー?
シングルギター、右のほうが音数が多くて発展したタイプだそうです。これも昔のわりにめっちゃ良い音した。
ビスケットパンなどの資料写真を説明してもらってるところ。
これは今のテナーパンに近くなってきてるなー
ピンポン、その2
これはなんなんだろう?たぶん今のテナーパンへ発展途上中のパンかな
写真だけでは伝えきれないけど(>_<)写真資料としてもご紹介しておきたかたったです。
今回の滞在は、トリニダードで知り合った友達が近所に住んでいたので実現できたことですが、自力で行こうと思うとけっこう大変なんじゃないかなーと思います。
自動車がないとほぼ移動できない。タクシーに乗ると高い。そしてレンタカーしても左ハンドル(>_<)
いちばん近い空港はピッツバーグです。モーガンタウン空港という地方空港がありますが、1日1本しか一般便の発着がないような田舎の空港とのことで、日本からこの空港に周遊を組むのは現実的じゃない。
ピッツバーグから、モーガンタウンまでは高速バスで2時間くらいかかります。宿は、毎年エリーマネットさんのワークショップが開かれる会場でもあるホテルモーガンが近くにあります。
わたしはパノラマの帰り、2月の真冬に訪れましたが(だって寄り道してもチケット代が2万円くらいしか変わらないんだもん)、夏休みに、このモーガンタウンの街をあげて行われる(らしい…ほんとかよ(^_^;)?)エリーマネットのワークショップに参加するのがオススメなのだそうです。もうひとつ、コロラド?(あー、聞き取りがあまちゃんでごめんなさい)で行われるワークショップが前後、間を開けずに開催されるので、2〜3週間休みを取ってアメリカに滞在するのが良いのでは、とのことでしたが、
んー、白人に囲まれてパンを学ぶことにすごくお金をかけるのは…どうなんだ(^_^;)?と思ったことと、
ワークショップで仕上がったパンを見せていただいたけど、個人差はきっとあるだろうけど、トリニダードでパン制作を学んだわたしのお知り合いの二人のほうが、完成度が高い。そしてトリニダードではチューニングスキルのスタンダードが出来上がっていて、後継者を育てようという動きがハッキリしているので、
本気出すんだったら、今の所は、わたしならトリニダードに来て学んだほうがオススメかなと思います。
が、まずレジェンドのエリーマネットさんに会えること、(もしかしたらこの生き神様にこの世に会えるのもあと数年か十数年(笑)のチャンスかもしれない)
ショウルームにある骨董品のパンたちに直接触れてみることができるチャンスがあること。
夏休みなら心置きなく会社や学校が休めるお立場の日本人にとって、これほどのチャンスはない!ってゆうことからも、
大変だけど、来る価値は充分にあるかなと思います。
なにより、エリーマネットさんとても寂しがりやさんで、お話相手をとても欲しがってるみたいだったので、
日本からわざわざ会いに訪ねてくれたら、めちゃめちゃ喜んでくれると思います。
わたしも、また機会があったらエリーマネットさんのお家に、今度は日本食(ちょっとスパイシーにアレンジしたご飯)を作りに行ってあげたいなーと思っています(・∀・)