サンフェルナンドのくいだおれ太郎
昨日、サンフェルナンドに行ってきました。
コーヒーストリートにあるスキッフルの練習を見学するためです。
いつもサンフェルナンドに行く時に使っているタクシーやマキシが夕方のラッシュで乗れなかったので、今回はじめて公共交通であるPTSCの2両式の大型バスに乗って行きました。…すごい時間がかかりました(>_<)
でも、余裕を持ってでかけたので到着したときには、まだ練習は始まっていませんでした。
なので、夕ご飯を調達に街のほうへ…
コーヒーストリートの坂を下るちょっと手前あたりに、わたしが勝手にサンフェルナンドのくいだおれ太郎と呼んでいる、スティールパンムーブメントを記念した像が立っているのですが、
↑ペイントしなおして、お顔もなんとなくハンサムになっていました。
↓以前のサンフェルナンドのくいだおれ太郎の様子…顔色もよろしくなく(笑)どことなくキリスト修復画のようなファニーさを感じます。
ちょっとまともになってしまったのは残念ではありますが…(^_^;)
スティールパンのためにトリニダードへ旅行している方に絶好の観光スポット、撮影ポイントにもなっていますので、ぜひこのかっこよくなったサンフェルナンドのくいだおれ太郎にもお立ち寄りください。
さて、スキッフルの練習は、ドリルDAYでした。
どこのバンドもリチューンは来週にして、今週は新しく入って来たメンバーに曲を覚えてもらうのと共に、既存のメンバーを特訓して曲を固めていく時期のようです。
ドリルマスターの横で、アレンジャーさんとは別の音楽監督(アシスタントアレンジャー??)のようなヒトが楽譜を見ながら、音のダイナミクスなどをチェックしていました。楽譜を見ながら!?ってゆうのがわたしにとっては新鮮な光景です。
でも、ドリルは相変わらずドリルマスターががっしり仕切ってて、今日の練習は、新しくつけたダイナミクスやアクセント、曲想の説明をしながら何度も何度も同じフレーズを繰り返し練習していました。
最初から最後までのゆっくり通し練習も、聴けました!
さすがレイホルマンさんのアレンジだけあって、パノラマアレンジのツボはすべて抑えてあるかんじです。
元曲はチャットニーとゆうジャンルのインド風の曲で、オリジナルバースコーラスのメロディは日本人にはとてもエキゾチックに聴こえます。(他のチャットニーの曲もどうやったらそんなメロディの発想になるの?ってゆうふしぎなポップソングが多いです。)
そしてウェディングがテーマだけあって、最後のほうにとてもかわいい仕掛けが2ヶ所あります。
…もしかしたらセミファイナルのときにみんなすでに聴いてるのかな??
とにかく、これからも愛され続けるだろう名アレンジが、ここサンフェルナンドで誕生しようとしています。
チャットニー、そして結婚式、…ステージ衣装はどんなふうになるんだろう!
乙女心をがっつり掴んできたレイ様の素晴らしいアレンジで、ファイナルがとっても待ち遠しいです♪
↑トリニダードのスティールパン以外のもうひとつのパーカッション文化である”タッサ”の大太鼓のためにも、パンとおなじようにラックが用意されていました。こんなのも見たのは初めて!!