もうトリニタイムでいられない!?前代未聞のオンタイム(笑)セミファイナル!!
セミファイナルでした!わたしたちオールスターズが演奏してる曲はエキサイトメントですが、わたしはそんなエキサイトメントもせず、静かにわくわくしながらリラックスして、キープインテンポでしっかり叩けました!
他のメンバーはエキサイトメントしてたかな?バックラックではテナーメンバーがラックに乗り上がったりして本番のステージを楽しんでたのが面白かったです。
そして、わたしたちオールスターズが1位でセミファイナルを通過できたので、結果としてはよかったのですが、ステージに上がる前にちょっとしたハプニング?があったのです。
わたし8年もオールスターズで叩いてるんですが、ほんとにこんなことは始めて。
前日のリハーサルでストンプスさんから「最近のパノラマは(進行が)早いから、明日も早く来てください。早めに”午後4時半に”集合して、早すぎると思わず、ゆっくり準備をして快適にしていましょう…」とアナウンスがありました。
そうは言ってもなんぼなんでも8番めに演奏するのに4時半は早すぎるなーと思って、きっと5時に行っても充分に間に合う…と決めつけて、お昼間はゆっくりミディアムバンドのセミファイナルをスタンドで、ほぼ最後まで座って観戦していました。
↑トバゴ島から参戦してるディクシーランドはファイナルに進出!ファイナルに残れなかったハッターズ、マーガレッツ、シェザンドも良かったのになー、残念だけど、スタンドで本場がしっかり観ておけてよかった。
そして徒歩でヤードまで戻ったのが4時45分だったのですが、着いたら即リハーサルが始まって!リチューンされたエンディングをちょこっとやってたら、スムースマンが時間がないんだ、とか言ってて、本番のテンポでざーーっと流してたら、だれかが「もうラージ2番めのバンドがオンステージですよ!」って声がかかって、メンバーはもちろん全員揃ってないし、たぶん30分もリハーサルしないうちに、はい!移動します!!って声がかかってリハーサルは強制終了!?
まさかのミーティングもお祈りもないまんま、わけのわからないまんま、早くしろー、運べー!!みたいな慌ただしさで、大人も子供もふだんのんびりしてるトリニダディアンとは思えない勢いでサバンナまでラックを移動したんです。
大急ぎで移動したので、サバンナでは7番めのバンドが移動するまで少し余裕がありました。そこでようやく遅れてきたメンバーが合流してバンドの体裁が整えられたいったかんじです。普通は、ステージに上がる前に3ヶ所はドラッグ(←ステージに楽器を引きずって向かう道のり)で演奏するのに、2ヶ所でしか演奏せず、しかも数回しか合わせられず、あっとゆう間にステージに。
もう、どうにでもなれ〜、今まで毎日あんなに練習してきたんだし、他のバンドだってこうやって急がされてるからコンディションはきっとどのバンドも同じレベル、たいしてリハーサルもしてないから疲れもなく(笑)…、
フロントラックはどうかわからないけれど、バックラックはノーススタンドのパーティピープル達の盛り上がりにもつられて、かなりいつもよりリラックスムードだったと思います。慌てて来たからいよいよだねってゆう緊張感のみじんもなく、みんな開き直ってた(笑)
去年かな、ファイナルでエンディングじつはちょっと失敗してる(ヒミツ)ので、どうかなーと思ったけど、エンディングも成功してたと思います。崩れずにカチっとしたままフィニッシュできて、今年はほんとにあーーーーっとゆう間に本番が終わってしまいました。
↑本番直前の待ち時間、いつもいっしょにクルマで帰ってるレジーナとわたし。
そのあと、楽器とラックをパンヤードに戻して、再びサバンナのスタンドで観戦、
ケンプロフェッサーのアレンジするフォンクリアから、エクソダス、フェイズIIなどの強豪チームを含む5つのラージバンドの本番を観ることができました。
すべてのバンドの演奏と審査結果の発表も終わったのがまだ23時台、パノラマセミファイナルは深夜0時を超えるのがふつうなんです。その日のタクシーの予約を”ちょっと早めに”午前1時に予約してたのに、タクシー来るまでまだまだ2時間くらいあります。
本当はきっと、これくらいの時間に終わるように予定が組まれていると思うんです。でも、いつもズルズルと時間が押して予定より大幅に遅れて終了するのがふつうなはずが!
近年、いろんなことが改善された成果の賜物、お天気も快晴だったこともあって雨で中断することもなく、トリニタイムとかなんとか言ってられない"予想外"の予定通りの時間に終わったセミファイナルでした。
来年もこの調子なのかな… そうだとしたらトリニタイムのパノラマも今はむかし…になってしまうのかな、それもちょっと寂しい気がします(^_^;)
↑フェイズII、そんな単純でいいの?ってゆう曲です。こんなに大胆にシンプルにできるのは大物のブグジーさんだけ…