いつでもタクシー
今年わたしが滞在してるのはバラタリアとゆうトリニダードの郊外の町です。2007年に住んでたエルシーコロよりちょっとだけポートオブスペイン寄り、いちばん近くの交通の拠点はエルシーコロと同じ、サンワンクィージーです。
サンワンクィージーまでお家から歩くと10分〜15分くらいあるのですが歩けない距離ではない。でも、ステイ先のお家のヒトがぜったい歩いちゃダメ、いつでもタクシーに乗りなさい!タクシーがない時間になったら電話してくれたらクィージーまで迎えに行くからとしつこく言ってきます。
仕方がないので毎日クルマで3分くらいの距離をわざわざタクシーに乗って行くのですが、これがなんか正直めんどくさいです。
今日は、わたしのある日のオールスターズへの通学(笑)ルートをご紹介したいと思います。
↑まずここが家から徒歩1分のジョギーロード。なんの変哲もないふつーの住宅街です。ここで近所の飼い犬とかと遊びながらたまーーーーに通る一般乗用車と、それと見分けがあんまり付かないタクシーとを待ちます。
17:21 自宅出発
17:22 ジョギーロード到着
9分待ってようやくタクシーに乗れました!この日は平日の夕方だったのでタクシーはびゅんびゅん通るけどどのクルマも満席で乗れなかった。土日は同じ時間帯でもほとんどタクシーが来ない。
17:31 タクシーに乗車(乗車賃3TTドル)
17:33 サンワンクィージーに到着
サンワンクィージーは主要なバスステーションなので、タクシーを降りたホームの斜め前に何台もすでに大型のマキシが待ち構えています。日本の普通電車から快速に乗り換える…みたいな感覚で、乗車したらすぐ出発してくれます。サンワンクィージーからシティーゲートへはエアコン効いてる快適な大型マキシで移動。
17:34 サンワンクィージー出発(乗車賃3TTドル)
17:44 シティゲート到着
ポートオブスペインのシティーゲートまでは渋滞してなければ約10分です。シティーゲートはトリニダード・トバゴの陸の玄関口、いちばん主要なバスターミナルになります。その昔、プランテーションの時代は鉄道の駅だった建物がそのまま使われています。
そのシティーゲートの横断歩道を渡ったところにふつーに停まってる乗用車がホスピタル行きのタクシーで、またそのタクシーに乗り換えます。平日の夕方だったらすぐに乗れます。そこから5分くらい乗るとオールスターズヤードの真ん前を通るのでそこで下車。乗車賃を渡すとき、by de Allstars Panyard!! …バイデオールスくらいまでを低いかんじでスターズの”ター”を元気よくアクセントつけて言わないとなかなか通じない。日本語っぽくオールのオーにアクセントつけたらぜんぜんだめ。これが言うのがちょっと恥ずかしいけど、降ろしてもらえないと困るので、毎日、勇気をふりしぼって叫んでます(笑)
17:46 シティーゲートからホスピタルタクシー出発(乗車賃3TTドル)
17:52 オールスターズヤード到着
だいたいドアtoドアで30分くらいでヤードに着くので、住んでるのは郊外だけどそんなに遠くないんです。タクシーを乗り継ぐのでほぼ歩きもしません。
こんなかんじで毎日、練習に通っています。帰りはオールスターズに親子で参加してるおじさんのクルマで自宅まで送っていただいています。
ただ、自由に夜出歩けなくなるのが困ると思って、レンタカーも考えて国際免許も持ってきました。でもトリニダードのレンタカーが高いんです(>_<) どんな高級車貸してくれるんかなと思ったらふつーのクルマだし、日本でカーシェアやニコニコレンタカーに慣れてるわたしに取ってはあり得ない値段で、わたしひとりだけで借りるのはもったいなすぎると判断しました。
その代わり、日本語で予約できる企業向けの送迎サービスを利用することにしました。昨日、はじめて使ってみましたがこれは便利です。今のところトラブルもなし。これでいろんなパンヤードとか、パンの予選、セミファイナル、ファイナルも心配なく楽しめそうです。
けっきょく今年も自分で運転することなく、今まで以上に超”いつでもタクシー生活”になりそうです。
↑いちばん上の写真はサンワンクィージー、お昼間の様子。クルマがひしめきあってます。北のお山を登って行くとパンベリのパンヤード、南にちょっと下るとラーメン激戦区ならぬロティ屋激戦区がある、郊外だけどまーまー便利なユニークな街です。