こるりうちゅう

こるりん べるりん こるりうちゅう むちゅう♪ ばんちょう やおちょう すてぃーるぱん ピザぱん♪

Full Moon Eveのコンサートに行ってきました。

1372397536906.jpg

フルムーンイヴとゆう、スティールパンとピアノやパーカッションで編成されたバンドのライブに行ってきました。

日本でパンのコンサートに行くのはほんとに久しぶりです。

芦屋のLeft Aloneとゆう中華レストランかバーみたいなところだつたのですが、この会場そのものの音が自然な温もりも透き通るかんじもあってキモチよかったです。パンにつけるマイクの位置も正解だったし、それだけでもホッとします。外国の日本レストランに行ったことのある方だったらこの感覚はわかるかな…

さて、ライブですが、

テナーのまいこさんは、もっとふわふわふわーっとパン叩いてるイメージだったんですが、

このバンドではぜんぜん違いました。

もしかしたらパンプルのメンバーがトリニに行って帰ってくるとみんな、いわゆる『トリニの音』になってる、チカラが抜けてるのに音がデカいかんじ、一皮むけて帰ってくるので、プロプレイヤーのまいこさんにもそんな現象が起きたのかもしれません。

ちょっと俯きかげんでバネのような腕でガッツリと、スコンっと抜け切った音で、とにかくばしばし叩き込んで振動を昇華させてゆきます。でも、女性プレイヤーだから耳にぜんぜん痛くない。音がたおやかです。

この音を聴いて、あー、もう日本人がポワポワとパン叩いてる時代もようやく終わるんだなーって思いました。

この音にみんなが影響されて真似してくれるようになるといいのになーと思う。

そして、パン以外でも何かにがんばってるオンナのコたちが、この音の、どんどんまわりの空気をパンに集めて昇華させてゆく地場を感じて、元気になってほしいなって感じました。ピアニストやサックスプレイヤーではすでにそうゆう女性アーティストがいるので、パンの世界でもそれに続いてほしいです。その可能性があると思いました。

ジャズのスタンダードを中心に演奏されていたのですが、オリジナルの曲がいくつかあってそれがすごく面白かった。ちっちゃいシンセのキーボードやパーカッションが有機的に使われていて、とにかく広ぉ〜い世界を感じさせて脳内がトリップしちゃう(笑)お家でゆっくり聴きたいなーと思ったのですが、まだCDはないそうです。

なかなか関西に来ることはないバンドのようなのですが、次に来たときもぜひ観に行きたいです。お家で空っぽになりたいときや、走ってるときにも聴きたいジャンルの音楽。そして日本のパンの未来を感じさせる演奏にワクワクした夜でした♪