こるりうちゅう

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ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー

今年のトリニダードのカーニバル中に現地で撮影していた、

ナオトインティライミドキュメンタリー映画をさっそく観て来ました!

べつにあとでiTuneで観てもいいかなとも思ったけど、

カーニバルの音をなるべく大きなところで聴きたいなと思って、日本で観たらどんなかんじがするんだろうって思って、映画館で観て来ました。

映画館に行って、よかった!!

カーニバルの暑さ、ジュベーモーニングの道ばたの空気感を思い出してジーンとしました。

でも、小さい画面だと気にならないのかもしれないのだけど、大画面で画面が揺れ続けるんです>_<

おかげで前半は乗り物酔い>_< これも旅の醍醐味をおすそ分けってゆう演出だったのでしょうか(笑)

後半、トリニダードのシーンくらいになると、揺れはだいぶおさまりますが、乗り物酔いしやすい方は、ぜひ旅行に行く準備万端で(笑)この映画を観たほうがいいかもしれません(^_^)

映画的にも、ドキュメンタリーながらにちゃんとストーリーがあるなって感じられる作品でした。

ご本人が映画中に何度も「ぜったい意味あるんだ…」って、つぶやき続けた上手く行かない色んなことが、神様が偶然作りだしたストーリーになって、つながってゆく、

そのリアルな起承転結が感じられて、わたしもちょっとウルっとしてしまいました。

トリニダードのシーンで、中国系のダンサーがナオトさんに話しかけてるシーンがあって、

それはもうさらっと見逃しそうな何気ないシーンなんだけど、

現地の中国系トリニダード人が、トリニダードに来て輝いてる別の国から来た東洋人を応援したくなる気持ちがわたしにはとてもよくわかるので、

わたしが見逃してしまってるエチオピアやコロンビアの何気ないシーンにも、

きっと、そこで暮らしてきたヒトたちの奥深い様々な想いが、

観るヒトによってはにじみだして映ってるんだろうなぁと思います。

そこに映ってる風景に何を感じるかも観る側の自由。そんな旅のような楽しみ方もできる映画です。

残念ながら、残念すぎ!ながら、

スティールパンはまったく紹介さえされていません(>_<)

せめて、トリニダードのシーンがはじまるカリプソっぽいBGMに、生演奏のスティールパンくらい使ってほしかった(>_<)

しかーし!

パノラマファイナルが行われてるその夜に、会場の真ん前の道を歩いてて、チラっとだけスティールバンドのラックが映ってたり、

ジュベモーニングのシーンで、オールスターズやインベーダーズのTシャツを着たヒトがチラっと、サブリミナル的に映ったりして、

わかってるヒトにはピピピ!と敏感に反応してしまうシーンがチラホラありますっ!!

スティールパンがぜーんぜんなくて残念だけど、

そんなマニアックなシーンを探してみるのも楽しいと思います♪

ナオトさんは"旅系アーティスト"なのだそうで、

旅の合間に見せる、創作現場のシーンもとても興味深い。

見終わったあと、

会社に行きたくなくなりました(笑)