こるりうちゅう

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アンディナレルさんのコンサートに行ってきました。

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昨日、アンディナレルさんのコンサートに行ってきました。

日本からパノラマに参加するためにトリニに来ているパーカッショニストの中丸達也さんがコンガのサポートメンバーとして参加するので、これはまたとない機会と思い練習をサボって行って来ました!

場所はUWIの構内にあるラーニングリソースセンターとゆう3~400人くらい収容の小さめのコンサートホールです。チケットは250TT(=3500円ほど)で、1ステージめと2ステージめのあいだにフリーのケータリングサービス、ちょっといいおつまみとお飲み物がついているような、お金持ちのおじさまおばさま相手のコンサートってかんじでした。

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なにがよかったって、アンディナレルさんの演奏してないときの後ろ向きになって軽くリズムとって踊ってる姿が、いちばんかっこよかった(笑) MCで、アンディナレルさんが中丸さんとの出会いを淡々と語ってるのもさり気なくてよかったです。

前半の少しだけアンディナレルさんメインのコンサートで、パノラマでバードソングが演奏したあの曲もバンド編成で演奏されていました。

あとはほぼ、CDにもなっているアンディナレル&リレイターのコレ↓、わたしも愛聴している『ユニバーシティオカリプソ』が生!ってかんじのコンサート。

カリプソは風刺だったりお洒落な冗談だったりを歌っていて、言葉がわからないとほんとに厳しいのですが、がんばってリスニングしてみました。でも、だいたい話の筋は聞き取れた~!と思っても、最後の落ちの言葉が何を比喩してるのかがわからず、けっきょくみんなと一緒に笑えなかったり・・・、

でも、それは音楽と単語と単語をつないだ想像力を膨らまして、何ヶ所かはおんなじタイミングで笑えることもあったりして、わたしなりにとても楽しみました。

カリプソニアンは、リレイターさん以外にロードスペリアってゆうおじいさんと、デビットラダーもゲストだったんですが、デビットラダーの英語がいちばんトリニ語でわかりにくくてモヤモヤ・・・、

でもデビットラダーが歌ってたデスペラードスやラバンティール、パノラマ・・・みたいな単語がいっぱい出てくる歌が、やっぱり亡くなった誰かハンマーってゆう人の歌みたいで、あ、これはデスパの今年のパノラマの曲とおんなじ人のことを歌ってるのかも!って思いました。ハンマータイムと違って、デビットラダーはその人のことをアツく歌いあげていてました。うーん、早くこの誰かが解明される日が来てほしいな・・・。

謎解きみたいで楽しい。

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2ステージめの最初に、二人のカリプソニアンと中丸さんの3人だけで、カリプソのヒット曲を交代でちょっとずつ歌ってゆくのがあったのですが、これがすごい素敵でした。

べつになにを歌うとかも決めてないみたいで、ひとりが終わったら、あー、次なに歌おうかな・・・、なんでもいいよほら、みたいな軽いトークの掛け合いみたいなのがあって、また歌がサラっとはじまって、

その曲を知ってるお客さんもいっしょに口ずさんで・・・

そんなリラックスした雰囲気に、中丸さんのコンガがウキウキ感をプラスして、中丸さんがネタにされたり(笑)、カリプソの歌詞に反応して豊かに変わる中丸さんの表情がほんとに、このスウィートな空気に彩りを添えていました。

きっと、トリニの中年おばさんの中丸さんファンがこの瞬間に一気に増えたんじゃないかな(笑)って思います。

最後のエクステンポ(曲の形式だけ決まっていて二人交代で相手の歌った内容を受けて即興で歌ってゆく河内音頭が漫才になったみたいなの・・・)でも、中丸さんはちょこっとだけネタにされてたり、

前半のアンディさんメインのジャズを演奏してるときも元気なソロで大喝采を浴びたり、

なにかとコンサート中にネタにされ、突っ込まれ、賞賛され、

日本人のプレイヤーがこんな風にトリニで活躍する日が来るなんて!その瞬間を生で目撃することができてほんとにラッキーでした。

日本でもファンの多いアンディナレル、デビッドラダーと中丸さんが並んでる↓この光景は、もう日本ではきっとジェラシーの嵐でしょう。こんなコンサート、日本ではあり得ない!!! ほんとにすごーーーーーーーーいことだと思います。

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すてきなコンサートをありがとうございます!

じつはデビットラダーをこんなに近くで観たのは初めてだったし、

カリプソも、スティールパンのソロも、日本人パーッカッショニストのトリニダードデビューライブも、

練習をサボったおかげで思う存分、堪能できた夜でした。