島国根性
とは言え…、
↓の『逆サンドイッチ問題』であれほどさんざん書きましたが、
間違ってるのに訂正しないのはトリニダード人のほうがヒドい(笑)んです!
まず、いちばん身近なとこで言うと、メロディを奏でるテナーパンは、テナー音域ではないのでソプラノパンと呼ぶほうが正しいかもしれないんだけど、ずっとテナーパンとゆう名前のまんま…。
夜の挨拶は、さよならやおやすみなさいじゃないのにいきなり"グッドナイト"Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
おはよう=グッドモーニングだったら、こんにちは=グッドディ、こんばんわ=グッドナイトだろう…とゆう勝手な推測の元(笑)にトリニダードで長年使われて来た間違った英語の代表例です。
でも、この挨拶が間違ってるのをなんとかしようと思ってるトリニダード人も多くて、外国人のわたしにはちゃんとグッラフタヌーンとかグッリーブニングとか言ってくれるたりするんですが、
逆にわたしが、地元風にグッディとかグッナイとか返事をすると(笑)、子供は必ず困惑顔、大人からはだいたい苦笑いされてしまいます。向こうもちょっと恥ずかしいことだなぁ〜ってゆう感覚はあるみたいです。
ただでさえ、わたしたちが歩いてるだけで犬猫を見かけた子供みたいにチャイニーチャイニーって言われまくって、
わたしはチャイニーって言われてもけっこう平気なほうなんですが、あんまりにも言われまくったり、わたしが日本人だって知ってるヒトに言われたりすると、もーいいかげんにせー(>_<)ってイラっと来ちゃいます。
でも、彼らにしてみたらチャイニーズは国や民族の名前じゃなくて、東洋人ってゆう大きいくくりでしかないのです。だから、なにが悪いんだ?だっておまえはチャイニーズだろう?って開き直られてしまいます。この開き直りはスティール'パン'バンドでなにが悪いの?と言っている日本人にとても良く似ています。
そうなんです。間違っていることに気づいても情報をアップデートしようとしないのは、情報の伝達手段が限られていた閉鎖的な島国の民族の特有現象なんです。そうゆう島国根性は、日本人とトリニダディアンはとても良く似ていると思います。(良い意味での島国根性もじつはとても良く似ていますが…)
トリニダディアンがこの調子だからと言って、日本人もおんなじようにその調子でよいのでしょうか? 相手の文化を大切にできるかどうかは、意識の成熟度にかかわることだと思います。アメリカにもイギリスにもカナダにもできて、日本にできないなんて恥ずかしい。
インターネットが普及してグローバリズムが進む21世紀も干支が一周して12年。日本でのスティールパンシーンもそろそろグローバル化を目指して、日本人でも学習能力あるんだぞってとこ、見せつけたいなーって思う今日この頃です。