こるりうちゅう

こるりん べるりん こるりうちゅう むちゅう♪ ばんちょう やおちょう すてぃーるぱん ピザぱん♪

神戸スティールパンカーニバル2011

先週の日曜日、須磨海浜公園で神戸スティールパンカーニバルが開催されました。

前日まで台風15号が沖縄に接近していて大雨だったのですが、奇跡的にも天気は晴れ\(^o^)/ 風もあんまり吹かなくてとにかく今年も、暑い暑い1日でした!

今年は参加バンドも2バンド増えて、参加バンドは10バンド。パンカニ初参加、鹿児島から神戸港までフェリーで!かけつけてくれたラント&レイブスティールオーケストラが中盤すぎに早くも一気に会場を盛りあげていました!もうひとつの初参加バンド、トロピカリブは最後に『上を向いて歩こう』を、演奏するだけじゃなくて歌も歌っていて、印象的なメッセージが伝わるライブを披露していました。

パンプルの出番はちょうど真ん中、5番めです。本番に向けて、朝から松林でリハーサルするのは、もちろんウォーミングアップや最終確認の意味もあるけど、トリニダードのパノラマコンペティションの気分を味わいたいからでもあります。とくにこの須磨海浜公園にパンカニの会場が移ってからはまさに!トリニダードのサバンナで各バンド陣取って本番に向けて練習してる様子にそっくり…なんですが、去年まではパンプル以外はどのバンドも前日に最終リハーサルを済ませていて、当日はリハなしぶっつけ本番でステージにあがっていたのです。

が、今年は!パンプル以外にもいくつかのバンドが松林でスタンバイして本番ギリギリまでリハーサルをしたり、リハーサルはしてなくてもパンプルのようにバンドがメンバー用に”基地(トリニ風に言うとBASEですね(笑)”をもうけてライブ終了後にくつろいでいたり、3年目にしてようやく!パノラマっぽい雰囲気に近づいてきたんじゃないかなって思います。

こんな風にステージ上だけじゃなくって、ブラブラするとリハーサルしてるバンドの演奏風景を間近で見学できたり、屋台があっておいしいものでお腹を満たしたり、そしてステージに戻ればガッツリ演奏も聴けて・・・ってゆうのが楽しい。この感じがもっと膨らんでいけばいいのになーと思います。

パンプルの演奏は!去年演奏が若干崩れちゃって悔しい思いをした↑『くじら12号』も、キモチよーく決まり、当日まで心配だった『チェンジザワールド』も辛うじて安全圏で着地、『LOVE LOVE LOVE』ではちゃんと聴いてくれてる音楽ファンの心が唸るのが聴こえそうなほどリズムがスウィングに変わるあたりから観客の反応をぐっとひきつけられてるのが肌で伝わり、『アンパンマン』では子供たちが走り回って会場もいつになく盛りあがっていただけたので、演奏してるわたしたちも演奏終了後にスカっと疾風のごとく音と共に駆け抜けた感がありました!

そういえばクジラ12号でパンプルがはじまる前に”ホレ、パンプル、パンプル!”と音頭を取ってくれたおじいちゃんは誰かメンバーの親戚とかだったんだろうか・・・(笑) 謎のおじいちゃんのおかげでパンプルが始まる前からメンバーの一体感も高めていただけました!

今年の選曲は、震災が起こる前にぜんぶ決めていたのだけれども偶然にも震災とテーマが重なるところがあり、それぞれの曲をアレンジするときに強くそのことを意識をしました。チェンジザワールドでは、世界が変容してゆくときの混乱と平和への祈りを、LOVE LOVE LOVEでは心がモヤモヤしたところから優しい気持ちになって心が高ぶって本当に大切なもの=愛を発見してパワフルになるまでを、被災地の方々を勇気づけたアンパンマンマーチはゆうまでもなくですが、パンプル風にちょっとパンクなドキンちゃん風のアレンジにしてみました。

それぞれ、今年を振り返りつつこのライブ動画を観ていただければなーと思います。

ずーっと準備をしてきたパンカニがようやく終わってやれやれーって気持ちが正直なところですが・・・、もうすでに来年の選曲などなど準備ははじまっています。来年も今年とはまた違うパンプルでパンカニのステージに立ちたいなと思っています。ぜひ、みなさん期待して待っていてください!

PS:そういえば↓パンプルのバンド紹介の原稿、毎年おんなじはつまらないので今年はちょっとオフザケ(笑)で提出したのですが、司会のお姉さんはそのハードルをピョイと飛び越え!予想外に素晴らしく仕上げてパンプルを紹介してくれたのでした!毎年思うけど、パンカニの司会のお姉さんイイネ!!