こるりうちゅう

こるりん べるりん こるりうちゅう むちゅう♪ ばんちょう やおちょう すてぃーるぱん ピザぱん♪

HOW WE COMING 再考

今年のパノラマのDVDを観てて、なんでレネゲイヅがこのなかに入ってないんやろう・・・ってあらためて思う。

わたしがレネゲイヅのヤードに遊びに行ってたとき、ちょうどマネージャーさんがインタビューに答えてるところに居合わせてたことを思い出して、そうや!あれ観ようって探してみて、見つからなくてふと思い出す、

あー、レネゲイヅ、アウトしたんや・・・。

"Renegades OUT?!"

セミファイナルの結果発表の直後、おんなのコのプレイヤーが、ありえない?!って表情で叫んでたのが忘れられない。

レネゲイヅがファイナルに残らないなんてありえない!その瞬間には何が起こったはわからないけど、何か起こったに違いない。何か起こらなければ、レネゲイヅがファイナルから落ちるはずがない。とくに、今年のレネゲイヅは期待度が高かったのに・・・。

あとで聞いた話によると、ものすごくせかされてステージにあげられて、会場にブーってゆうノイズの音が鳴り止まないうちに演奏をはじめてしまったらしい。今年、パノラマの会場は新しくなって、その音響の悪さがあとあといろんなドラマを生んでいくのだけれど、セミファイナルのラージカテゴリーで1番はじめに演奏しなくちゃいけなかったレネゲイヅが、その整わない音の環境の犠牲になってしまうなんて、ほんとうに残念でならないです。

あの、アレンジを復習しよう!と思って自分が撮ったムービーを探してみても、↑のムービーがどうやら最後に撮ったムービーのようなのです。このあとも何度も足を運んでいたのに、プリ後でもセミ後でも、またあとでゆっくりムービーは撮れるだろうと思ってたのに、こんなことになろうとはほんとに思ってもみなかったです。

今年のレネゲイヅも、去年のあの”バトルゾーン”をエレガントな切り口で聴かせたケネフさんです。今年の曲、ハウウィカミングは、ロングトーンがつづくメロディとヴァリエーション豊かなキメがワンセットになってつむがれてゆくダイナミックなアレンジで、とくにあの!6連符がもーーーーーーーーー、ほんまにソレやるの???って驚かされるフレーズなんですが、

あとで、どうやるか教えてもらったら案外!叩けそうなんです(驚)

こうゆうのってアーディンさんのときもあったし、スムースさんのアレンジにもあるけど、この調でこのフレーズだからこそ偶然に簡単に叩けちゃう系のラッキーレイアウト(笑)ってゆうか、他の調になるとぜんぜんおんなじことはできなくなっちゃう、それぞれのアレンジャーさんが密かに発見して温めてる”とっておきフレーズ”なんだと思うんです。あー、それなのにもったいない(>_<) またぜひどこかできっと復活させてほしーです。

中盤、↑のムービーでいくと5:00くらいからはじまるマイナーバースの、そのまた5:20くらいからはじまるマイナーの後半、エンジンルームのリズムもストラムもザッザカザッザカってゆうチャットニーっぽいグルーブを強調してて、混沌としがちなマイナーバースを逆にスッキリとしかもかなりパワフルに印象深く聴かせてるアレンジが、地味ながらも素晴らしいなと思います。

そして!わたしがいちばんスキなのは、さらに細かい芸なんですがそのあと↑のムービーで5;50くらいのところから、テナーやダブテなどのいわゆるフロントラインが3連符でクロマチックダウンしたあと、まったく同じフレーズをミドルさんたちがクロマチックダウンしていく、これがもーーーーーーーー♪めちゃめちゃかわゆい(((o(*゚▽゚*)o))) いつかぜったいにパクってやろう(笑)と思う、おしゃれフレーズなのでした。

YouTubeに他の方が撮影したプリのときのムービー↓がアップされていて、音はあんまりよくないけど最初から最後まで、プリヴァージョンではありますが、このアレンジの完成形を聴いていただくことができます。

最後のほう、クアーズを叩いてるアーロンが、ダブテのメンバーに自分の緑のキャップを被せたり取り返したり(笑)しながらお茶目に叩いてはるのもちょっとした見ものです。

インヴェーダーズがファイナルに行けなかった次の年にもアーディンさんを解雇しなかったように、レネゲイヅも、もうちょっと粘ってぜひ来年もケネフさんアレンジで続けてほしいです。だんだんケネフさんがやりたいことが際立ってきたし、レネゲイヅとのコンビネーションも少しずつだけど色んなことがありつつまとまって来てると思います。なのでもっと、レネゲイヅのケネフさんアレンジが聴いてみたい。

来年は、ファイナルのステージでぜひ、この素晴らしいアレンジの続編を聴いてみたいです♪