こるりうちゅう

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横のモノサシと縦のモノサシ

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今、オールスターズに参加してるもうひとりの日本人プレイヤーが固定ドなんです。

それがどうした、ほとんどの日本人が固定ドじゃないか…とみなさん思っていらっしゃるかもしれません。

が、ある日、「こっち(トリニ)のヒトってリズム(譜割)を小節に区切って考えてないですよね、絶対このフレーズが何回…みたいにしか考えてない。」と言ってたんです。

で、その言葉にわたしはふと気づいたんです。

日本人のヒトが音階を固定ドでぜんぶ読んじゃうのは、音階的なモノサシ(定規/スケールのことね…)をまったく無視して覚えるってこととイコールで、

それはトリニのヒトが、そのリズムが小節のどこにどんな風にはまってるのかを意識しないで覚えるのと、感覚的にはまったく同じことなんです。

つまり、譜割=横のモノサシで、移動ド=縦のモノサシとゆうこと。

移動ド読みのヒトは、メロディをドレミで読んで、その音がその調に対してドレミファソラシドのどこにあたってるかを測ってるんですよ、

リズムが1小節のうちの何拍めのどこにあたってるのか、譜割を考えてながら把握するのと同じように。

移動ドのドレミファソラシドには、特有の個性やら力関係とゆうか距離感があって、

その音が移動ドのドレミファソラシドのどこにあたるのかをちゃんと分けておくだけで、スッキリするの。その音やメロディが曲のなかでどうゆう機能を果たしているかが一目瞭然になるから。

みんながトリニの曲を、トリニ式じゃなくて、ちゃんと譜面に起こしたリズムを読んで、一目瞭然であーこうゆうことだったのか!ってスッキリするように。

固定ドだと、どんな調でもおんなじ音名でしか読まないから、その音やメロディが曲のなかでどんな機能か感覚的にしかわからないでしょ?

固定ド読みのヒトは、トリニピープルと同じ不思議ピープルなんですよ(^_^;) わたしに言わせればね。

とわいえ、音楽を読むのために、わたしみたいに縦のモノサシも横のモノサシも使ってるヒトは少数派だと思います。

海外のヒトで、固定ドのヒトに出会ったことはまだ一度もありませんが、彼らは常に音名CDEFGABC...を使っていて、移動ドはソルフェと言ってて別の技法として把握してるみたいです。

でもそれは、楽典的には間違ってないし、ぜんぜん違和感ないです。

FのなかでCはソだしBbはファだし、ぜんぜん混乱しない。でもソなのにドって言われたり、ファなのにシって言われると、え???ってなる(>_<)

みんながもしパノラマに参加して、今のフレーズって何拍めのどっから入るんですか?ってもし質問したときに、トリニの先生プレイヤーが、そんなんどうでもいいねん、わかってなくて大丈夫やからそのまま叩いて…って、実際にそんなことを言われるんですが、そう言われちゃうとちょっと困るでしょ?

そう!!!、わかってなくてよくないねん(>_<) わかってたほうが絶対いい(>_<)ってくらいの感覚で、わたしは移動ドってゆう縦のモノサシを使ってる。

それを、16分音符を16個ずつ区切らないで、横にただズラーっと並べてゆく方法で把握するトリニピープルを例にあげると、相対的にめちゃくちゃよくわかってもらえるんじゃないかと思って、

渾身を込めて(^_^;)書いてみましたっっ!!!