仕分け問題
昨日、練習後のブリーフィングでマネージャーさんからお話がありました。
ことの発端は、パノラマ開催にあたり、日本でゆうところの仕分け問題みたいなのがあって、
今まですべてのプレイヤーに支払われてきた出演料(2〜3万円くらい)は一銭も支払わず、予算も減らします…みたいな政府の方針が12月末くらいに発表されて、
当初パントリンバゴ(トリニダードのスティールパン協会)は、パノラマをボイコットする!とか強気だったんですが、
マネージャーさんの話によると、結局ボイコットはせず、予算の足りない分を補って開催するとのことです。
で、とりあえず予選の人数制限は100名で、不正に賞金を受け取ることのないようにパントリンバゴにID登録が義務づけられて、外国人プレイヤーからは登録料として100USドルを徴収するとのことです。
今、決まってるのはそこまでで、もしかしたらたぶん、現地のプレイヤーもいくらか登録料を払うことになるだろう、とゆうことと、
セミファイナルやファイナルについても追って協議するとのことです。
で、このことに関してブグジーさんがパントリンバゴに直接いろいろ掛けあった…みたいなことも言っていました。
バンドのメンバーはプリがまた100名になることをすごい心配してて、
今のところオールスターズでは外国人はわたしひとりだけなので、みんなわたしのことをすごく心配してくれてました。
わたしは、べつにお金さえ払えばいいんだし、そこは問題ないけど、また100人となるとメンバーに選ばれない可能性もあるし、
じゃあ、外国人は高いお金払ってるからなるべく優先的に…みたいな風潮になるのも嫌だしなぁとも思うと、
とても複雑な気持ちになりました。
今まで、現地のプレイヤーもたしか何百円くらいは登録料が必要で、オールスターズはバンドがぜんぶ出してくれてたんだけど、
もしこれが10倍くらいに跳ね上がって個人が支払うことになったら、経済的な理由で参加しなかったりできなかったりするメンバーも出てくるだろうし、
確実に"お金だけ"目的で参加するメンバーは、いい意味で、この段階で仕分けられちゃうだろうなと思います。
こんな嵐が吹き荒れるなかでも参加するメンバーは、パノラマをすごく愛してるプレイヤーばっかりだと思うし、
逆に、パノラマを守りたい気持ちがギューッと集結した2011年のパノラマになってほしなと願っています。