静かに骨な音、言葉。
先週の水曜日、14日に琵琶湖のほとりのお洒落なカフェにふらっと立ち寄った、
佐々木 謙太朗さんのライブを聴きに行きました。
マクロビのランチを食べて、(大雨でしたが)琵琶湖を一望できるテラスの前でぼぉーっとして、
パンの音色にどぼーんと浸れる、とってもステキなライブでした。
べつにパンに癒されたいタイプじゃぜんぜんないわたしですが、
静かで大きな水辺を全身で感じるような音響効果があるようなセコンドソロに、すっかり浸ってしまいました。素晴らしい。
なにがよかったって、なんかぜんぜん違和感なくセコンドのソロが聴けちゃうところ。
日本のプレイヤーのヒト、どんな上手なヒトでもやっぱりちょっと違うなーって思いながらいつも観てる。
でもきっとそれはそれ、日本人だからそうなるのは仕方ないんだって思いながら観てるけど、
ケンタロウくんは、ふつーにトリニにおりそうな叩き方、選曲も、ちゃんと楽器の芯を叩いて響かせてる音色も、
その音楽からにじんで流れてくる、その身体の内側にきっと流れてるだろう音楽的な情感も、
わたしがいつもトリニにいてるとき、パンヤードで練習の休憩中に、
ふと思いついたようにひとりで叩いてるトリニのパンやってる男のコと変わらない雰囲気で、
なんか懐かしいーって思わせてくれるから、安心できる。
セッティングはアンディナレルみたいなかんじやねんけど、そこがちょっと違うだけかな。
風貌も、チャイトリ(中国系トリニダディアン)とインドのミックスのトリニダード人やねんって言えば、
ふーんそうなんやーって思えるような顔立ち(笑)やし。
で、3曲入りのCDとかも売ってはって、もちろん買って帰りました。
3曲はちょっと寂しいので、もうちょっと聴きたいです♪
家に帰ってから、ケンタロウくんのウェブサイトhttp://www.sasakikentaro.com/があるのでチェックしたのですが、
ココの、コレ→http://www.sasakikentaro.com/news/USA/usa.html
今年、アメリカにエリーマネットさんに会いに行きはったときの旅行記がかなり面白い。
パンを発明したのはスプリーサイモンとゆうヒトだけど、
エリーマネットはパン製作のいろんな実験をして近代的に開発していった、
パンの開発者・・・とゆうより二次的に発明した伝説のチューナー。
そんな方がまだご存命なんです。
もしかしたらマニアじゃないときっと面白くない[E:coldsweats01]かもしれないけど・・・
でも、わたしには面白かったです。
シンプルな言葉のはしばしにグッとくる骨っぽい言葉があります。
気になるマニアの方はぜひチェックしてみてください。
エリーマネットさんに会いに行くケンタロウくんを見て、
マーティンデニーに手紙を出して返事をもらった細野晴臣さんのことを思い出したりしました。
ケンタロウくんは、
また今度、広島に帰省されるときに、
関東から広島からツアーをされる予定とのことで、
その道中の地域にお住まいの方は、みなさんの街のお近くでも近々ライブがあるかもしれません[E:confident]
ぜひ足を運んでみてほしーなと思います。