KOBEスティールパンカーニバル2009
新しく須磨海岸に会場を移してリニューアルした今年のKOBEスティールパンカーニバル、
まぁ、第1回めだしどんなふうになるのか未知だったし、
イベントそのもの集客とか雰囲気とかはほんまにそんなにぜんぜん期待してへんかってんけど、
自分の出番が終わって、あらためてこのイベントを包んでる空気を感じたとき、
『このイベントは売れる!』 そう、直感しました。
ほんとに、本気で、そう思った。
会場のロケーションが良すぎる。
目の前で海がキラめいてて、ヨットがプカプカ浮かんでて、
松林にはたくさんのバーベキューを楽しむ人たちがぐるり。
しっかり聴きたいヒトはステージ前の椅子席に、
踊りたいヒトは前に、
ダラーッとしながら空気にとけるスティールパンの音色を楽しみたいヒトはピクニックエリアに、
それぞれ自由に楽しめる、
スティールパンLOVERSを受け入れて、大きく包み込んでくれる、この場所。
前日から泊まりたかったら会場隣接でオーシャンビューのホテルがあって、
自動車で来ても真横に駐車場があって、
新しく近くにJRの駅もできてる。
めっちゃ便利なこの場所。
今年は、さらにそれぞれのバンドの個性が磨かれてて、
”みんな同じやん”みたいなつまらなさがなかった。
それで、内輪ウケでただ大騒ぎってゆうだけのパンカーニバルも、正直ついていけなかったけど、
そこから確実に脱皮しつつあるのも感じられて、
今後への手ごたえあるなぁと思いました。
パンソニードは、もうどんどん独自の”えらいこっちゃ”バンドみたいになってて、
その味がだんだん濃くなってきてる。
あの曲、なんてゆうんやろう・・・、みんなで踊れるフリツケのついたあの曲、
だれかYouTubeにアップしてくれへんかなぁ~
もう、このヒトたちが出てくるだけでお祭りがはじまるで~みたいなムード背負ってるバンドって、
日本のスティールバンドでは、パンソニがピカいち!やと思います。
他に注目は、パンランドかな、
めっちゃむずかしい大人のヒトや音楽通でも聴きごたえのあるポリリズムだけどサラっと爽やかな曲をやってて、
聴き応えアリ!!
パンランドはこれからそうゆう路線のバンドになってゆくんかなぁ~
ランデヴーは24時間テレビに出てたあのバンドです。
メンバーのウェディングサプライズが最後にあって、
ここは内輪ウケやったけど海辺で知らんヒトのウェディングサプライズを観るのも微笑ましくていいかんじ[E:good]
紙吹雪が秋風に流されてステキでした。
(来年、紙吹雪パクろうかと思った・・・)
そんで途中、スクールバンドとかのコーナーがあり、
客席のほうは、生徒さんのご家族やお友達であふれてて、
うちらは松林でダラ~っとしながら、「あ、この曲やったわ、なつかしいなぁ~」とか、
誰もがビギナーのときに練習した曲に耳を傾けたり、
ひさびさにあうパン友たちとしゃべったり・・・、
この時間帯もステキな帯やと思いました。
そんで、このイベントのホストバンドのファンタスティックスがスゴかったっ!!!
スゴかったよ、ほんまに。
レネゲイヅのパノラマヴァージョンのビーズメロディをフルでやってんけど、
これは聴き応えあったわぁ~、
すごい集中力やし、表現力もアップしてるし、
なによりもよかったのが、メンバーがちゃんと顔上げて笑顔で魅せながら演奏してるってこと。
それが今まであんまりなくって、
音もガサガサまとまってなかったから、
やっぱちょっと引き込まれるまでの力が弱かったと思う。
今年は、日本最古のスティールバンド、スキヤキスティールオーケストラが不参加だったけど、
じゅうぶんに彼らの代わりを果たしたと思います。
素晴らしいっ[E:shine]
ここに来て、生で聴く価値、大アリですっ[E:dash]
ほんと拍手です[E:paper][E:paper][E:shine]
商店街からこの須磨海岸にステージを移したことで、
KOBEスティールパンカーニバルは脱皮したんだと思う。
ほんとに運営スタッフの方のご苦労は計り知れないものがあるとは思いますが、
この場所にたどり着いたうちらはきっと、LUCKY WINNERですよ!!
来年以降も、ぜったい続けて発展させていきましょうっ[E:dash]
パンプルも、
また来週から、来年のパンカニに向けて練習がんばりますっ[E:happy02]