箸の持ち方
こないだの練習の帰り道、
みんなとなにげに喋ってて、
パンのスティックの持ち方の話になった。
スティックの持ち方をひと言だけでどうって言えない。
感覚的なこと。
日本人が上手にお箸を持てるように、
トリニでヘンな持ち方してるヒトはほとんどいない。
たとえヘンな持ち方してても、音を鳴らすための物理に叶った持ち方をしてはる。
その、『音を鳴らすための物理』とはどうゆうもんかを、
日本人のほとんどが知らない。
だからいつまでたってもパンでいい音が鳴らせない。
トリニのヒト、ってゆうかアフリカ系なヒトって、
なんかパタパタしてても鳴ってる気がする。
歩き方にもリズムがある。
あ、
なんか話ズレたけど、
そんなわけで、ちゃんと毎週、指トレのテスト受けてほしーなって思う。
あ、『指トレ』ってゆうのは、わたしが考えた3ヶ月完結型スティックの持ち方トレーニングのこと。
毎日、3分間の課題を練習してきてもらって、
毎週、3分間のテストを受けてもらいながら、
感覚的に指のフォーム→手のフォーム→腕のフォームを矯正していくトレーニング。
お父さんやお母さんが、子供にお箸の持ち方を教えるみたいに、
そのつどそのつど、ちょっとずつ、
正しい持ち方ってこんな感じって、
感覚的にわかってもらったほうがいいなって思うねん。
これは、ひと言じゃよう言わんわ、
お箸の持ち方も、
外国のヒトに教えるのってほんま、むずかしやろうなぁって思うねん。
きっと、そんなようなもの。