Deltones - Am Not Drunk
21stセンチュリーの感想と前後しちゃったけど、
今年のパノラマの感想の最後、
もうひとつの大!注目バンド、デルトーンズ!!!
21stセンチュリーではおなじみのディープサウスのバンド、
めっちゃアフリカンなかんじで、
なんかかっこいいけどコワそうなバンドやなーって、
ずっと気になってたバンド。
去年までスモールバンドやったのに今年いきなりラージに昇格した
チャレンジャーなバンドや。
まず選曲が、
えー、こんな曲パノラマでやるの?ってかんじのKMCの曲。
日本でゆうたら・・・、ん~EXILEとかかなぁ・・・、
あんまりこんなメロディのない若者向けの曲(笑)、
パノラマのラージバンドは選曲せぇへんねんけど、
それをあえて選んではる。
そのせいかわからへんけど、アレンジは、
ダークでアツいメロディのイントロから、
唯一メロディっぽい印象があるオリジナルコーラスにいって、
いきなりベースがテーマのモチーフを繰り返してつなぐブリッジ、
そのあとも、ミドル&ベースのブリッジを挟みながら展開してゆく、
まるでフリーセッションみたいなザックリしたつくりになってる。
パノラマやのに、あんまりキラびやかじゃない。
そこがまた媚びてないかんじでかっこいい。
この映像を観ててもわかるけど、
そのアツいセッションが佳境に入る
5:50くらいからのパーツを演奏しはじめたときくらから、
まるで曲の演出のひとつでもあるかのように風が強くなって、
掲げられた白旗がぜんぶ真横にパタパタはためきはじめた。
その光景はまるで、
サバンナに息づいてる自然たちがデルトーンズの音楽に目覚めて、
天然の強い風を吹かせてるようにも見えた。
わざわざ派手な紙吹雪なんか散らさなくても、
こんな天然のマジックを起こしてしまってるデルトーンズ。
スモールからラージにいきなりふくれあがって、
ファイナルに乗り込んでくることそのものがマジックやのに、
ほんまにスゴイわ~・・・
サバンナのリハーサルもデルトーンズだけは観に行けたし、
サバンナの会場で座って生で観れて、よかった。
ほんま、異色!!
スゴかったっ!!