レネゲイヅmeetsベートーヴェン!
BPTTがレネゲイヅのスポンサーになってから50周年を記念するイベントに行ってきました。
50周年???レネゲイヅのスポンサーって昔はアモコやったやん…って一瞬思いましたが、ググってみるとアメリカの会社のアモコはイギリスのBPとグループ会社のようです。
イベントっていうかセレモニーだったので、最初の30分はショートフィルムの上映とBPトリニダード・トバゴの代表の方など3人によるスピーチ、そのあとに、レネゲイヅのヨーロッパ遠征チームによるクラシックの演奏という内容でした。
ご招待客は地元のレネゲイヅサポーターのご年配なかんじの方々と、BPトリニダード・トバゴの関係者で埋め尽くされていました。
わたしはBPともレネゲイヅとも何の関係もないしご招待もされてなかったのですが、ご招待されていない希望者も1人2枚までだったら招待券が配布される…しかも無料で!っていう大盤振る舞いだったので、配布日当日の朝、ウォーキングの帰りにクイーンズホールのチケットブースまで受け取りに行きました。
コンサートは、2月にフランスで行わているラフォルジュネ用のセットで10曲くらい。レネゲイヅはこのフランスのクラシックイベントに何年も連続で毎年出演しています。
お祝いのスピーチにもありましたが、レネゲイヅはワールドクラスのスティールバンドでもあるんです。しかも、それを何年も続けてる。
今年、その17人くらいのメンバーに、パンチューナーで、わたしがめちゃめちゃお世話になっているアンディ・ニールズの長男、ミカエルが選ばれました!!わーい!!
お父さんのアンディも、かつてはレネゲイヅのメンバーとして世界をツアーしてまわっていました。
昨夜、わたしはコンサートホールの前から5列めくらいのど真ん中、ど真ん前で観てたので、
PAを通さない美しいパンの音色に酔いしれながらも、
たまにニヤニヤしたりフラフラしたりするミカエルが気になって内心ヒヤヒヤ…
ビシっとせいよ!ミカエル!!!
ミカエルが、日本の”目覚ましテレビ”に出演した小学生くらいの頃からずーっと成長を観てきてるので、親戚のおばちゃんみたいな気持ちになってしまいました(^_^;)
フェイスブックで中継があったようなので、いつまで観れるかわからないけど貼っておきます。2列目の向かって左、チェロの前のセコンドを叩いているのがミカエルです。
ラフォルジュネ用のセットなので、”クラシックコンサート”と言ってもそこまで堅苦しくなく、エリーゼのために…とか、第九とか、メジャーな親しみやすい曲ばかりが選曲されていて、
もちろん、演奏は洗練されていて(真ん前で生音聴いてたこともあって)ありえないくらい素晴らしかったのですが、
コンサート中に赤ちゃんが泣き叫んだり、曲中におじさんが咳をしたり(>_<)、曲が終わってからの拍手のタイミングもめっちゃ早で余韻とかなかったし、後ろのおばさんは演奏に合わせて歌いだすし(^_^;)
主催者側が意図したかどうかは不明ですが…
ラフォルジュネの赤ちゃん参加OKのコンサートくらいの、
地元に芸術を還元することを目的とした、けっこう気さくなノリのコンサートになりました。
でも、日本でこれ観たらチケット代ってどんくらいなんだろう…???
そもそもこれほどの編成でラフォルジュネジャパンにレネゲイヅが参加したのは何年前???
日本では体験できなくなった貴重な経験に酔いしれた、贅沢な夜になりました。
(練習サボったかいがありました…笑)