オールスターズ”なつかし作戦”パノラマファイナル
オールスターズの今年のファイナルでは、
曲のタイトル『SO LONG』に因んで、”それ久しぶり、懐かし〜!!”を狙うことにしたようです。
トリニダード・トバゴのちょっと年配層にはキュン♡なことのようなんですが、じつは地元のヤングメンバーでもキョトン?な懐かしネタばっかりだったようで、
もちろん日本人の私たちにはぜんぜん馴染みがない、トリニダード・トバゴ的”それ久しぶりー、懐かしー”ネタを解説しておきたいなと思います。
- 懐かしその1:吸収合併で消滅してしまったスティールパンデザインのあの飛行機が登場!
- 懐かしその2:世紀のベストカップルと親しまれた巨大人形タンタン&サガボーイが登場!
- 懐かしその3:往年のカリビアンフォークジャズ、アンドレタンカのヒット曲を熱唱!
- 最後にまとめ:別のYouTube動画で振り返る”オールスターズなつかし作戦”
懐かしその1:吸収合併で消滅してしまったスティールパンデザインのあの飛行機が登場!
どの動画を観ても残念ながら映ってないのですが、ステージではオープニングの機内アナウンスと共にタクシーがステージに登場して旅人がスーツケースを持って降り立ち、そこから曲が始まる…という演出でした。
その旅人が乗ってきたのがコレ、BWIAのスティールパンデザインの飛行機です。
スティールパンのデザインになったのは案外新しく2000年だったそうなので20年くらい前からですが、残念ながらこの航空会社そのものが2006年に吸収合併されてしまったので、もうこの機体で旅をすることはできなくなってしまいました。
日本で、和太鼓や三味線がデザインされた飛行機なんて見当たらないし、自分たちのカルチャーが描かれたこの機体は、相当誇らしげなものだったと思います。
そんなパンマンの誇りである機体を背景に、さらに次々と懐かしネタは続きます…
Trinidad All Stars 2019 - Plane landing onstage
懐かしその2:世紀のベストカップルと親しまれた巨大人形タンタン&サガボーイが登場!
タンタン&サガボーイはピーターミンシェルのデザインによって、1990年代に登場したそうです。
もともとこういう大きいお人形は、アフリカの文化を受け継いだものだと思うんですが、ミンシェルのデザインは洗練されていて動きも巧妙に設計されています。
そのコミカルな表情や動きと、なによりもオシャレっぽさが当時のトリニダード人にウケて、大人だけでなく、子供たちにも大人気のキャラクターだったそうです。
お似合いのカップルの代名詞になるほどタンタン&サガボーイは、理想のカップル像でもあったようです。
そんなタンタンとサガボーイがパノラマファイナルのステージで久しぶりに出会い!当時そんなことしなかったかもしれないワインダンスを披露します!
↓の動画で、タンタンが登場した時のオバちゃんたちの盛り上がりと、
1:30〜、ワインダンスを踊りながら退場するタンタン&サガボーイにご注目ください!
Trinidad All Stars 2019 - Tan Tan and Saga Boy Dance
タンタン&サガボーイの歌まであります。
Lord Relator - Saga Boy & Tan Tan In Parang
懐かしその3:往年のカリビアンフォークジャズ、アンドレタンカのヒット曲を熱唱!
この歌をみんなで歌う!ってスムースマンが言い出したのが、ファイナル当日の練習が始まってから。
最初は『So Long』の歌詞の一部なのかな?って思ってググったけど見つからず、隣の高校生に聞いてもよくわからず、おじさんメンバーに聞きながら、友達の大学生メンバーがわたしの携帯にパチパチパチっと歌詞を打ち込んでくれました。
I went away I leave and I come back home
I come back to stay
I must see my way
トリニーでも、みんななんとなく知ってるけど、曲のタイトルさえ知らない昔の曲です。
ファイナルの翌日になって、声楽の先生であるステイ先の大家さんに聞いてみると、アンドレタンカという人の曲だということが判明。
ウィキペディアで調べてみると…
ウッドブルック生まれでデビッドラダーに影響を与え、カザボーンの子孫であり(え?)インベーダーズパンヤードやリトルカリブシアターの近所で育ち、最初に演奏した楽器はエリーマネットから譲り受けたスティールパンで(まじ?)、その後ギターなどを始めてレイホルマンとグループを作って活動(うそやーん)…とか、
って、え?マジ??なにそれ???トリニダード・トバゴ文化を凝縮したようなウソみたいな人生?!?!
ぜんぜん存じ上げませんでしたが、パンの人じゃないけど、パンの世界にすごく関わっていた人のようです。ほとんどのレコーディングが60年代〜70年代とのことで、この曲もその頃のものだと思われます。
2003年に亡くなられたときに復刻版が発売されたようで、オールスターズが歌ったあの歌のオリジナルをYouTubeで↓聴くことができます(いい時代やー)
最後にまとめ:別のYouTube動画で振り返る”オールスターズなつかし作戦”
また別の角度から撮影されたファイナルの映像を見つけたので、その動画を分刻みにしながらオールスターズ今年のファイナルの”なつかし作戦”を振り返ってみましょう。
0:05〜 機内アナウンスは切れちゃってますが、到着アナウンスが聞けます。
3:47〜 フラッグガールに元曲を作曲/歌唱したのナディアバッドソン登場
5:32〜 先にサガボーイが登場
6:37〜 SO LONG!ってみんなで叫んでます
6:47〜 タンタンとサガボーイついに再開!!
7:27〜 バックホームの歌詞をみんなで熱唱!!!
あらためて動画↓で確認してみると、なにやってるかよくわからなかったこの曲が、なるほどー!なかんじで、よりいっそう楽しんでいただけると思います♪
Panorama Finals 2019 - Trinidad All Stars - So Long
やらかしちゃってるシルバースターズがピープルズチョイス!!
日本に帰ってきてからYouTubeで動画を観るまで知らなかったんですが、
シルバースターズがファイナルのステージでやらかしちゃってるんです!!!
出だしから、ドラムのあのキックの音とか、パンの音じゃないみたいで、
めーーーーーーーーーーーーっちゃ速いぃいいいいいいいいいいい!!!!!
大昔、70年代〜80年代のパノラマで、どんだけ速いテンポで叩けるか競争だった時代があったそうですが、
オールドパノラマを彷彿とさせる、、、、それ以上の、向こう側にいっちゃってる感(笑)!!!!!
それだけでもビックリなのに、
そのやらかしちゃってるシルバースターズが今年のピープルズチョイスなんだそうです!!おめでとーーーーーーーーーーございまーーーーーーーーーーーっす!!!!
ピープルズチョイスは携帯のテキストで一般の人が投票する人気投票でパノラマ以外のカテゴリーでも行われています。こういう人海戦術的なのいちばん得意なのはオールスターズなハズなのに…、
人々の心を動かして組織票もきっとまとめただろうシルバースターズあっぱれです!!
こういうビックリなことが本来のパノラマだと、わたしは信じて疑いません。
いろんなご意見が飛び交っていますが(^_^;) シルバースターズはぜんぜんズルなんかしてない、真のピープルズチョイス2019だと思います!!!
まじぶっ飛ぶシルバースターズの演奏をご覧ください↓(できたらセミとも見比べてみてねー)
Silver Stars - Rag Storm - 2019 Panorama Finals - Trinidad Carnival 2019
Panorama Semi Finals 2019 - Silver Stars - Rag Storm
なんか暗くない?今年のパノラマ…TTTって何??
Panorama Finals 2019 生中継がそのまま8時間ぐらいアーカイブされてます。
今年のパノラマをYouTubeで観てた方はきっと気づいたと思います。
今年のパノラマ、なんか暗くない?ちゃんした照明あるの??
照明、あったんです笑
照明は普通でした。
今までと同じ色の感じで観れたのがWackがやってた有料放送↓のほうで、こっちのほうがその場に立ってたときの感じに近いです。体感はもっともっと明るい感じですが。
Trinidad All Stars 2019 Finals 他のバンドの映像をご紹介したかったけど、有料放送を切り取ってYouTubeに載せるアナーキストはオールスターズのファンしかおらんかった(>_<)
"So Long" - Neal & Massey Trinidad All-Stars (2019 Panorama FINALS)
こうやって並べてみると、同じ時代の映像とは思えない(^_^;)
TTTの映像はまるで大昔の資料映像のようです。
この、TTTっていったいなんなん?もしかしてチャンネル4(国営放送)??? と思ったんですが、調べてみると、去年の8月に出来たばっかりの新しいテレビ局のようで、なんと今や総理大臣でインヴェーダーズのサポーターのおじさん(笑)でもあるキースロウリーさんによって設立されたことになっています。
憶測ですが、もしかしたらLCCみたいに立ち上げ費用を節約するために、TV局の機材をどこかの払い下げとかで掻き集めたのを使ってはるのかも。
映像も音のクオリティぜんぜんダメダメなんですが、
カーニバル中の主なイベントをそのままリアルタイムで無料で世界に中継して、
そのまま編集もカットもしないでYouTubeに公開してるんです。CMも、途中に入ってるトリニダード文化や観光地の紹介映像まですべて現地で放送されたそのまんま。
今までDVDにならなかったセミファイナルやジュニアパノラマの中継もそのまんま観れるところがアツい。
パノラマファイナルなんてただの結果でしかないんです。
パノラマの真の面白さは、結果が出る前の数式である、セミやジュニアにギュっと凝縮されている。
それを、現地に行かなくても映像で観ることができれば、いつか世界のどこかで経済状態や距離や年齢に関係なく、その情報が必要なマニアに発見されれば、きっとそこから新しい展開がまた始まってくれるんだと思います。
こんなテレビ局を開設してくれたなんて、総理大臣が素晴らしすぎる!!
これからの発展を期待して、映像の昔っぽさはしばらく目をつぶりたいと思います。
TTRSは『こるりうちゅう』もチェックしてるで
トリニダード・トバゴのライドシェアアプリ、"TTRS"がクレジットカードも使えるようになりました。↑二重線のところから設定できます。
スーパーやカフェでクレジットカード決済したら、ほとんどキャッシュレス生活できるなーと思う今日この頃…
数日前から急にクルマが捕まりにくくなりました。そしてUberといっしょでラッシュ時間にはレートが高くなります(○でか囲んだところで倍率確認、"イナズマのマーク"がトリニっぽい笑)
そういえば、こないだ乗ったTTRSのドライバーさんが、
「キミ、YouTubeやってるでしょ、TTRSのバックオフィスでみんなで観たんだ」
って言ってて、
なんにも教えてないのに、検索とか?!?
どうやって見つけたんだろう…
どうりで再生回数が急に増えてるなーと思った。
TTRSは市場調査?も抜かりないようです。
マーシャルの衣装も展示してるよ壮麗なる七軒潜入!
地球の歩き方でも紹介されている、トリニダード・トバゴのいちおう名所(?)ということらしい、壮麗なる7軒(マグニフィセンスセブン)という建物の改修工事がずーーーーっと今も続いているんですが、7軒のうち半分くらいは完成していて、そのひとつ、ストールメイヤー邸で展覧会が行われいるので動画でご紹介しています。
メインは、オールドマスという昔からあるカーニバルキャラクターの衣装の展示です。それ以外にもソカの国民的スーパースター、マーシャルモンタノの子供の頃からの衣装や資料も数点、キッチナーのゴールドレコードとか、映像資料も数種類上映されていて、トリニダード・トバゴのカーニバル文化を知る上で貴重な資料が揃っていました。
記念撮影スポットもあったり、本来のストレーメイヤー邸を異人館ツアーみたいに巡ることもできます。昼間の空いた時間にちょっと立ち寄れる文化的な観光スポットがポートオブスペインにもようやくできてきたんだなと感じました。
YouTubeで見つけた今年のパノラマ初参加者さん
セミファイナルのYouTube動画のなかから、今年はじめてパノラマに参加した日本人プレイヤーがチラ映りしてるのを見つけたのでご紹介します。
リピーターさんと違って、はじめて参加する方は、もしかしたら今年が一生に一度のパノラマ体験になるかもしれないんです。卒業や転職を機に、今しかないチャンスを生かして参加される方や、世界一周旅行のついでにパンなんて叩いたことなかったけど(驚!)パノラマに参加する方々に今まで何度も出会ってきました。
一生に一度の経験なのに、自分が演奏してると動画とかなかなか撮れないんです。いっしょに来た友達がいても、その友達も演奏してるし、だいたい目立たないところで演奏するのでDVDにも残らない。
だから、こうやって一般の方が撮影してYouTubeにポストしてくださるのは、すごくありがたいです。 もし今後リピーターさんになってしまうとしても、誰にとっても、”はじめてのパノラマ”はいちばん貴重な瞬間です。
まずは、フェイズ2。↓の動画でちょうど7分くらいのところから映ってます(バックラックの向かって左側)。顔はボヤけてるけど、嬉しそうな表情や、速いフレーズをビシっとキメるとこなど、いい瞬間が動画に収まっています。
2019 Panorama, Large Bands Semis (Phrase ll Pan Groove) 3rd [Make a $$ contribution to Pan Trinbago]
つづいて、デスペラードス。 1分20秒くらいからあと(前から3番目で帽子を被ってます)、その後もベースラックが映るたびにずっと映ってるかんじです。ちょうど3分くらいのところで、同じセクションのプレイヤーと腕や身体の動きがシンクロしてる、めっちゃいいシーンも確認できます。
Desperadoes Steel Orchestra / "Iron Love" / Panorama Semifinal 2019
この一連の動画は、ステージに上がる前の道(ドラッグエリア)で撮影されていて、昔はこういうところで動画を撮っても真っ暗でいい映像は撮れなかったんですが、今は安全のためにスタジアムみたいな照明がついてるし、携帯の性能もよくなってるから、肉眼で見たまんまの明るさで、音も比較的キレイに録画されるようになりました。
我がバンド、オールスターズはないんかな?と思って探してみたら、ありました!そしてパノラマ16回目の参加でフレッシュさゼロのわたしも、チラっと映ってます。ずっーっと映ってる感じなんですが、この映像だと前から3列目の向かって右端に、白っぽい小人(笑)が映ってるからたぶん見つけていただけるかなと思います。16回目だったとしても、こうやって映像に残していただけたのを発見すると、めっちゃ嬉しいです。
2019 Panorama, Large Bands Semis (All Stars) 6th [Make a $$ contribution to Pan Trinbago]
トリニダード・トバゴのパノラマに参加する日本人は、残念ながら一時期に比べると減少しています。
それはやはり、2016年のカーニバル最終日に起きた日本人女性殺害事件がジワジワと影響しているからだと思います。トリニダード・トバゴ滞在は、ビザの取得は必要なくなったとは言え、長期休暇の取得が必要だったり宿の確保の難しさから数年がかりで準備するのが通常なので、2017年は、それほど減ったとは感じませんでしたが、去年2018年は、2004年から14年も受け継がれて来た高級アパートの日本人シェアハウスの募集がなくなるなど、参加者の減少を感じさせられる年になりました。
とはいえ、ゼロにはなっていないし、
実感としては事件前も事件後も、治安の悪さなんてそんなに変わらないです。
パノラマを取り巻く状況は、むしろ良くなってるし、より楽しくもなってる(今まで良くあったバンド内の差別やいじめとかも聞かないし…)ので、
来年以降も途切れずに、この素晴らしい瞬間を体験する日本人プレイヤーが、わたしたちの後を追いかけて(追い越して!)くれるのを待っています。
ここで買えます、トリニダード・トバゴ産チョコレート
トリニダード・トバゴ産の、農園限定、ビーントゥバーのチョコレートのみ、トリニダード・トバゴ国内で購入できるお店を紹介しています。
お土産屋さんでも一部取り扱いがありますが、品質の良いチョコレートになればなるほど品質管理が難しい食品でもあるので、チョコレート専門店か、高級グロッサリーストアなど、倉庫や陳列棚も含め、温度管理がしっかり出来るお店で購入することをオススメします。(フィリピンのお土産屋さんで買ったときめっちゃブルーミングしてたことがあります)
探し始めれば探すほど、いろんなファームのいろんなビーントゥバーのブランドが見つかるので、たぶんすべてのトリニダード・トバゴで販売されている地元のチョコレートを網羅できているわけではないと思います。
不完全版ですが、今のところいちばんオススメの3つのブランドは押さえてあります。スティールパンやソカだけじゃない、ラム酒でもない、トリニダード・トバゴの古くて新しい誇るべき名産品を、ぜひ体験していただきたいです。
*タブレットもチョコバーっぽいものも、すべて日本語の"板チョコ"で統一してます。
*オススメ度(味重視)を星の数で表記しています。
*ブランド名にファームやエステートが付くものもあるので、わかりやすいように産地は"○○農園"、ブランド名はカタカナ表記で"〜エステート"や"〜ファーム"と表記しています。
*チョコレートの品質は、カカオ豆の品質だけでなく発酵や焙煎によっても大きな違いがあります。それはコーヒー豆やワインと同じ感覚だと思います。トリニダード・トバゴ産のトリンタリオ種特有の"酸味と香り"という共通の特徴はありますが、誰も彼もがビーントゥバービジネスに手を出し始めて淘汰されてない今はまだ、製造元によって品質はピンキリだと言って過言ではないと思います。農園のネームバリューで選ぶより、ブランドで選んだほうが確実だと思います。
- ココベル : COCOBEL
- マラバーファームグルメショップ : Malabar Farms Gourmet Shop
- ペッパーコーンズ : Peppercorns
- アイオリ : Aioli
- アンクックド : UNCOOCKED
- フルブルーム:FULL BLOOM
- スターバックスコーヒー : STARBUCKS COFFEE
- マッシーストア : Massy Store
- ピアルコ空港カリビアンエアラインデュティーフリー : Caribbean Airlines Duty Free
ココベル : COCOBEL
★★★★★
ウッドブルックにあるチョコレート専門店です。ここでは、ココベルの板チョコ(と呼ぶにはオシャレすぎるタブレット)や、ボンボン、ドリンクチョコレート、その他のギフト用のチョコレート菓子などが販売されています。カリブ海特有の食材を使ったボンボンがオススメです。不定期ですが、金曜日にはチョコレートの焼き菓子などが販売されます。チョコレート好き、チョコレート通なら、間違いなくオススメできるお店です。
マラバーファームグルメショップ : Malabar Farms Gourmet Shop
★★★★★
トリニダードのハイソなティールーム"ダイアン"の隣にある高級スーパーマーケットです。ここでは、ココベルのチョコレートも板チョコだけじゃなくボンボンのセットも何種類かあるし、トバゴエステートのチョコレートも数種類、他のいろいろな農園の板チョコも取り揃えてあって、売場は小さいですが品揃えはかなり充実してるなと思います。ちなみにトバゴエステートがトリニダード島の街中で買えるのはこのお店だけで、あとは空港かトバゴ島のお店でしか取り扱いがないらしいです。このお店に立ち寄ることができれば、比較的リーズナブルなものから、品質の高いブランドの板チョコ、ボンボンやチョコレート菓子など、お値段や商品を、比較しながら選ぶことができ、ワンストップでだいたい揃えられると思います。
ペッパーコーンズ : Peppercorns
★★★★
マラバルのエラスリープラザにある高級スーパーマーケットです。ウエストモールにも同じお店があります。ラブレア農園のスティールパン缶に入ったチョコレート数種類と、お手頃価格のトリニダード・トバゴ産チョコレート、ココアリパブリックの板チョコが買えます。ジャブマラーシー(火を吹く青い悪魔みたいなキャラクター)がデザインされているファインココカンパニーのチョコレートは、トバゴエステートの次ぐらいに、価値のある味わいのチョコレートです。こちらのほうが酸味は少なく"濃厚な"とか"豊潤な"とかの形容詞が似合うかな、ちょっとしか入ってないのにいいお値段するのも納得です。袋入りや板チョコもありますが、せっかくなので、あとあと小物入れにも使える(わたしも使ってます笑)スティールパン缶がオススメです。
アイオリ : Aioli
★★★
エラスリープラザのイタリアンレストラン『アリオリ』の1階にある、イートインもできるデリカテッセンみたいなお店です。グルメの集まるお店なので基本的にはこのお店にマズいものは売ってない(!?)と思います。このお店では、今のところここでしか売ってるのを見たことがない、ミッドナイトハミングバードというブランドの板チョコが販売されています。お値段、高すぎず安すぎず、クオリティも悪くないし、ネーミングとパッケージデザインが圧倒的にイケてる! オシャレさんへのお土産としておすすめしたいチョコレートです。
アンクックド : UNCOOCKED
★★★★
トラガリータストリートのいちばんダウンタウン寄りにあるワインの専門店です。クラフトビールとか他のお酒やチーズなども買えます。ここでオルティノア農園の板チョコの取り扱いがあります。クオリティはそんな良くないけど素朴な味わいてす。小さいサイズもあるので、ちょっといいバラまき土産にもちょうどいいかなと思います。他にも、ワイン屋にぴったりのパッケージのラユニオン農園の板チョコ、ブラッソセコのお手頃チョコなど、数種類のビーントゥバーチョコレートを取り扱っています。
フルブルーム:FULL BLOOM
★★
アリアピタアベニュー近く、ベルセイユストリートにあるオシャレなカフェです。ここで超お手頃価格のポップな板チョコ、ブラッソセコチョコレートカンパニーの板チョコが買えます。ブラッソセコ農園だけじゃなくて、いくつかの農園のシングルエステートビーントゥバーの板チョコがあるようです。パッケージに大きく農園名が書いてあるデザインになっています。裏に国旗がデザインされていたり、大きすぎず小さすぎず、お値段もお手頃なので、バラまきお土産としても使えると思います。バラまきお土産にピッタリのバナナやキャッサバのチップスも、このカフェで買えます。世界一周旅行やパンプレイヤー御用達のトリニダード・トバゴの日本人宿『バディズイン』からとても近いので、宿泊のついでに気軽に立ち寄れます。
スターバックスコーヒー : STARBUCKS COFFEE
★★★
スタバではグランクーバ農園の板チョコ、JBチョコレートの取り扱いがあります。モカだけにスタバマークがついてるのでコラボ商品なのかも。世界のスタバに興味があるスタバファンへのお土産として、トリニダード・トバゴオリジナルマグカップとセットでプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
マッシーストア : Massy Store
★★
トリニダード・トバゴのごく一般的なスーパーマーケットでも、ココアエステートの板チョコだったら買えます。同じシリーズで、トリニダード・トバゴの国民的スター、マーシャルモンタノプロデュースエディションもあります。マッシーストアはいろんな主要な街にあって営業時間も長いので、帰る直前に「ヤバい、配るお土産が足りないっ」てなっても大丈夫。カリブビールやラム酒も何種類かあるし、バナナチップ、キャッサバ(ダシン)チップ、チャナなど、定番バラ撒きお土産も買えるので、どこにでもあるスーパーマーケットで一気に買い揃えれぱ、時短にもなると思います。
ピアルコ空港カリビアンエアラインデュティーフリー : Caribbean Airlines Duty Free
★★★★★
空港の免税店でもトリニダード・トバゴ産のチョコレートが買えますが、トバゴエステートの板チョコを扱ってるのは、エアサイドに入ってすぐ、1階いちばん右奥にあるカリビアンエアラインの免税店だけです。ここでココベルの商品も買えます。でも、カーニバル直後は品切れの可能性もあり得るので注意が必要です。絶対に必要な場合は、街で買っておいたほうが確実です。